筥崎放生会 過ぎてしまえば秋 今年は一層涼し

筥崎宮の放生会の最終日に行って来た。ボクの生まれた所は箱崎のすぐそばの馬出だから、子どもの時は楽しみに放生会に出かけていた。
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針金を丸めた筒の中にビー球を入れると、球はコロコロ転げて、パチンコ台みたいな斜めに置かれた釘板の上を釘に踊らされるみたいに跳びはね落ちていく。釘板の一番下には、大きなカルメラ焼きの前は狭く、小さなカルメラ焼きの前は広く門人みたいに釘が守っている。子ども心で、大きなカルメラ焼きに当たれと思うものの、小さなカルメラ焼きのところにビー玉は吸い込まれていく。それが、ボクの子ども時代の思い出だ。でも。今はカルメラ焼きそのものが夜店には売られていなかった。
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売られているのは、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、イカ焼き、クレープ、パイナップル等が多かった。長い参道を歩いて、やっと筥崎宮の本殿にたどりつく。生きるものすべての「生」を大切にして、日頃の殺生を反省するお祭りだ。生きるものへの感謝の気持ちを込める気持ちを持たなければならない。でも、何人がそのお祭りの趣旨を理解しているであろうか。ボクも無神論者的であるが、本殿では柏手を打って願い事を祈る。そして、妻は社務所でお守りをいただき購入する。
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そして、ふたたび賑やかな参道を3号線まで歩く。帰路はちょっとそれて、お化け屋敷や見世物小屋の方に回り道をする。子どもの頃から「見世物小屋」的なものは嫌いだから、中にはいることはない。外から呼び込む人の声を聞くだけでお祭りの雰囲気が味わえる。
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気がつくと、もう夜の10時半を過ぎていた。ちょっと食事をするつもりでいたが、もう遅すぎる。帰ってビールでも飲もう。昔から言っていたことだが、放生会が終わるともう秋がくる。今年は残暑もないから、本当に秋本番になってきた感じがする。

by hyocori-hyoutan | 2009-09-19 23:06 | ああ無常