下関海響マラソン 無事に完走 タイムは実力通り?
2009年 11月 11日【0-10km]は、関門大橋の下を長府に向かって走る。幅広い道路、路面状態も上々である。ただ、蒸し暑い!10km走るとパンツまでビショビショになる。ラップタイムもキロ5分だ。この調子なら、再び3時間40分切りも可能と気合は入る。気持ちとしては全然無理していない走りだ。1km毎の距離表示プラカードも正確だ。しかし、10km過ぎると、距離表示プラカードの位置がおかしい。キロ5分30秒もかかるなんておかしい…と思いだす。次の1kmも5分30秒だ。やはりおかしい。おかしいのは、プラカードの位置ではなく、こっちの体調だった。急激なペースダウンだ。まったく力も入らない状態に陥った。
【10-20km】で、約1時間もかかるようだと駄目だ。練習でもこんな落ち込みにはならない。戦意喪失だ。16km付近では、スタート地点に戻ってくる。ここでリタイアしようかと思う。でも、スタート前にオクさんと話していたことを思い出した。「制限時間は6時間、ゆっくり走って完走(完歩?)を目指せばいいのだ。」目標を切り替えたら気持ちは楽になる。でも気持ちは落ち込んだままだ。どんどん抜かれる。邪魔にならないように、道路端の白線、さらにその外側の側溝の上をボチボチ走る。
【20-30km】は、さらに落ち込む。5キロ40分ペース、キロ8分になってしまった。この大会は、写真入りの完走証を出してくれる。完走しないと写真入りの完走証がないのは寂しいもの。そのことだけが支えになって走り続ける。途中、エイドステーションで、バナナ一本、アンパン一個、飴、それに大量のアクエリアスを飲み続ける。アクエリアスに飽きてコーラが飲みたくなる。長州出島では、カップソーメンで腹ごしらえをする。
【30-40km】30km過ぎると、ちょっとだけ元気が出てくる。周りのランナーに抜かれ放しだったのが、並走出来るようになる。最悪の42分から34分(5kmあたり)にペースアップだ。それにしても沿道の応援は多い。青島を思い出す人出である。3時間40分程度の今回の想定タイムで走っていたら気持ちいいだろうな…と思う。だが実際は、4時間40分切りが目標になってきた。ちょうど1時間の遅れである。情けなし。
【40km-ラスト】最後は、荒れたコンクリート埠頭路面の上をがんばって走る。海峡メッセの周りを回り込むと風船ゲートが見える。なかなかいいゴールシーンの演出だ。ゴール後もランナーのウイニングロードみたいに完全規制をしていたのは気持ちがいい。予定より1時間も遅いゴールで今年の下関海響マラソンは終わった。
by hyocori-hyoutan
| 2009-11-11 06:03
| ランニング大会奮闘記