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下駄を鳴らして奴が来る ボクの青春 今思い出す(13)

そして夏休みに入った。でも実家には戻れない。九州地区インカレが開催されている。その応援に行かなければならない。その年の会場は大分県だった。主管大学は大分大学だった。大学から子飼橋電停までは歩いて、子飼橋から路面電車で熊本駅へ。そして豊肥線に乗って大分に移動する。一回生は太鼓や校旗、団旗を持っての移動である。暑い7月上旬の気候であるが、詰入りの学生服を着ての移動が堪える。

大分に着いても移動は続く。準硬式野球の応援、軟式テニスの壮行会等で飛び回る。宿に戻って学生服を脱いで干すと、なんと学生服に塩が噴出していた。洗うわけにもいかない。水洗いOKの学生服なんてその当時はない。翌日もその塩吹き学生服で応援だ。多分、経費の関係で2泊3日程度の九州地区インカレの応援だった。

大学に戻ると打ち上げだ。場所はどこだったか忘れたが、買出し等も一回生の役割だ。熊大の北門を出たところの「よしだスーパー」があった。今は、コンビニ「セブンイレブン」になっている。その店でよく買出しをした。間違った買出しの思い出とすれば、魚の缶詰で格安だったので買っていったら「さばの水煮」だったこともある。

先輩から「お前たち、水煮の缶詰食えないぞ!」と言われたことも懐かしい思い出だ。何かイベントが終わることの打ち上げは必ずあった。それも、知命堂や下宿屋が多く、繁華街の下通りや上通りに繰り出すことは、それほど多くなかった気がする。もっぱら黒髪界隈での飲み会…それはそれで楽しかったものだ。
by hyocori-hyoutan | 2010-03-28 21:44