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孫と会う たくましさと笑顔 成長に目を見張る

東京での治療を予定より早めに切り上げて大阪に向かう。N700系の新幹線で新大阪まで一直線だ。大阪在住の長男一家とご対面である。もうすぐ2歳になる孫Kクンも元気一杯で迎えてくれると思っていたが、夜遅くの到着だったので、Kクンはもう就寝中であった。残念…。翌朝はKクンの元気な声で目が覚めた。しかし、突然のジジの出現に小さな孫の頭はパニックに…。キョトンとした表情であるがどう振舞ったらいいのか分からず、とりあえずいつもの朝と変わらないようにお母さんにジャレつくだけだ。ジジの存在に何も気がつかないように。泣きもしなきゃ喜びもしない。
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でも、10分もしたら不安な表情から体中から表現する笑顔に変わってくる。部屋の中での電車遊びで打ち解けて、外の公園にオクさんと一緒に出かける。ジジババと孫の三人散歩だ。外にでると春の日差しを強く感じる。公園では多くの親子が遊んでいた。さすがに、周りのお父さん、お母さんに比べると若さでは見劣りがするジジババである。気持ちは20数年前に我が子育て時代に気持は飛んでいる。活発はKクンだ。右に左に興味あるものには一直線だ。言葉もだいぶ出てきた。電車は「シャー」、ボクのことは「ジージ」、オクさんは「〇〇チャン」、もちろん親は「オトーチャン」「オカーチャン」と呼んでいるようだ。散歩から帰ると親しみさが一段と増す。

名残尽きないが、今回の訪問日程は限られていた。でも一週間後のゴールデンウィークにKクンを連れて里帰りをするという。一週間後にまた合えるのなら、「バイバイ」も寂しくない。大きなバッグを引きながら孫と玄関口で別れをする。しかしながら、ゴールデンウィークに入り、里帰りの前日に息子嫁のFちゃんから電話があった。

「Kクンが、風邪で38度5分の発熱です。明日熱が引けば福岡に来ます。」
オクさんが電話で応える。
「無理しちゃ良くないよ。熱があれば安静が一番。無理に来なくてもいいから。来ようと思えばいつでも来れるのだから、Kクンの回復を一番に考えてね」

そして、里帰りの日の朝には電話がまたあった。「熱が引かないので今回は安静にさせておきます」とのこと。あーあっ…。孫と合えないゴールデンウィークになった。残念無念のひとこと。でも、幼児は健康が第一と、心で気持ちを納得させる。少し寂しくなったGWだ。
by hyocori-hyoutan | 2010-05-04 13:16 | 家族