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急な涼しさ 季節は移る 今年は感動もの 

爽やかな朝となった。永遠と続くと思われた熱帯夜から解放された。その朝はすがすがしい。朝刊の新聞を取りにドアを開けると別世界みたいな涼しさであった。その涼しさに誘われたみたいに、いつもより早い時間に自転車を漕ぎ出す。汗も猛暑日とは違って出てこない。ペダルを漕ぐ足も軽い。
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いつもよりは早く職場に着きそうである。職場のそばの東公園では、いつもよりもジョギングやウォーキングを楽しんでいる人が多い。その足並みも軽そうである。一周763mの周回コースである。ボクも夕方走ろうかと思っている。朝の木漏れ日から射してくる日差しも涼しさを誘う。バックの中にしまってあったデジカメを取り出してシャッターを押す。買ったばかりのデジカメだ。ダイナミックレンジを広げて撮影する。確かに黒つぶれはしてなく、色調が穏やかな自然さがでている。
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この周回コースはボクのホームグランドであった。もちろん今も時々は走ってる。そして、よくよく考えればボクにとっては幼い時から思い出の地だ。通った幼稚園は、この東公園の一角にあった成蹊幼稚園、砂地と松林だった東公園でよく遊んだ。通った小中学校も馬出小、福岡中でこの公園の一角にあった。高校もこの公園の中を通って潟洲町まで自転車を漕いで行った。社会人になったらランニングの練習コース、そして今は、この公園の一角の体育館がボクの職場だ。身近すぎて懐かしくはないが、思い出の地であることには間違いなし。

暑い夏から、爽やかな秋への季節の変わり目…。そんな中で早朝の東公園の木立で小さな秋を見つけた。
by hyocori-hyoutan | 2010-09-09 21:25 | ああ無常