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震災のあと スポーツの力 これから試す時

3/19(土)で今年度の最後のスポーツイベントが終了した。子ども対象のイベントであったから震災に伴う自粛の声は上がらなかった。朝早くから半旗を掲揚した公立体育館に次から次に集まってくる。参加したチームは100チームにもなる。マナーはどのチームもいい。少年スポーツ指導者も年々資質が向上してきていることを感じる。

震災によるスポーツイベントは自粛の傾向が強くなったが、プロ野球はパリーグの開催延期と予定通りのセリーグ、選抜高校野球は予定通りの実施である。Jリーグも中断のままである。もちろん、施設の崩壊による物理的にもできない状態と自粛は訳が違う。それに電力事情の悪化が複雑に絡んでくる。

実施と自粛の仕分けのポイントは、興行的なものは中止、教育的なものは決行というところであろうか。プロ野球の実施で震災に痛んだ国民を盛り上げていこう…という気持ちは分かるが、プロ野球はあくまでも興行であり人心が沈んでいる時には、開催には無理があったのかな。天下の読売巨人軍が開催延期を決定したのは時代の流れのせいか。

それともう一つ、星野監督がプロ野球の監督官庁の文部科学省に注文をつけたのは痛快だった。
「セリーグが開催決定をしたあとに、予定通りの開催はいかがなものかと言うのはおかしい。決定の前に言えばよいことだ」そうだよな、国民やマスコミの雰囲気を感じ取った上で発言は「後出しOK」みたいなものかな。

原発問題の不安が継続しておりまだまだ予断は揺るさないが、少しづつ明るい方に進んでいこう。自分に何が出来るのか…いつも悩むところは同じだ。被災地の力になることをボクも考えていこう!
by hyocori-hyoutan | 2011-03-20 20:37 | ああ無常