忘れたころに 危機は来る 慢心はこわいもの
2011年 11月 24日情報をどのような形で収集していくか。原因は?、被害の程度は?、犯人は?、どうマスコミにどう発表するか…。さまざまな議論をしていく。情報の入手先は、これも模擬のデーター発信機関(講師が担当)であり、質問に応じた回答しか引き出せない。問題意識がないと必要な情報が入手できないわけだ。
そんな中で2時間経過。予定通りの模擬の記者発表となる。各班20分の割り振りだ。状況説明は5分程度で残りは模擬の新聞記者などの報道機関から質問が飛ぶ。曖昧な回答であったら、次の矢が飛んでくる。たったの20分であるが、質問の数は10件以上になる。これは思った以上にシンドイものだ。模擬と分かっていても言葉に詰まる。
いつもテレビで寝転がって見ている会見であるが、当事者になれば大変なものだ。研修を通じて思ったことは、事実確認できたことと不確定なものは区別すること、数字を出すのは説得力があり大切なことであるが間違ったら墓穴を掘る。謝罪しなければいけないことは早めに謝罪する。謝罪が遅れたら証拠隠滅と思われる。
願わくばそんな状況に追い込まれないように、常日頃からリスク回避への取り組み、職場の情報共有に努めなければいけない。笑顔で明るい職場からは追いつめられることは起こらないだろう。
by hyocori-hyoutan
| 2011-11-24 22:32
| 生活の知恵と愚痴