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白川郷ライトアップツアー 2泊3日 ラッキーの連続!(その2)

東海北陸高速道路を走っていると、だんだん雪深くなる。そして2008年に開通した飛騨トンネル(10.8km:日本で3番目の長いトンネル)を抜けるとすぐに白川郷ICに到着した。バスの中も殺気立つ感じ、みんな眠気も吹き飛んで、いざ行かん…みたいなやる気満々の状態になる。ボクも雪よけズボン、雨具の防雪ウェアを着込んで備える。気温はマイナス3度である。ライトアップされた白川郷の合掌作りの家々が美しく輝いている。今は世界的に注目されているからライトアップ期間中は、観光バスも予約制らしい。事前申し込みがないと駐車できない。ちなみに今冬のライトアップ観光はたったの7日間のみ、それも駐車場の許可を得たバスは20台のみであった。
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駐車場から歩いて5分ほどで白川郷の村落に入ってくる。今夜は冷え込んでいるが空は晴れている。絶好のライトアップ観賞ナイトになった。この村落に入ったのは3回目である。最初で最後であった北アルプス縦走をした35年前の夏の暑い時期、2回目は黒部ダムバスツアーに出かけた7年前、そして今回で3回目。でも冬のライトアップの白川郷は初めてだ。
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深々と雪は降り続ける。この白川郷には住民も住んでいるがライトアップされた週末は観光客が村を包みこむ。九州から来た者にとっては夢の世界が繰り広げられる。寒さを忘れてしまうひと時である。下記の2枚の写真はフラッシュの有無の違いである。フラッシュを使えば降り注ぐ雪の一粒一粒がフラッシュに反射してカメラに輝きを伝えてくる。フラッシュを使わないと深々とした雪に包まれた村落を表現し続ける
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その雪に包まれた細道を歩いていたら雪だるまに出くわした。思わずシャッターを切ってしまう可愛さである。観光客にとっては絶好のシャッターチャンスである。ポーズを決めてカメラに収まる。
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雪の鎌倉もあった。昔の社会科教科書にも出てきていた、あこがれの鎌倉だ。中に入ってみる。本当に暖かだ。暖かであるが照明はろうそくである。そのろうそくの熱で雪が解けないのもまた不思議である。
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あっというまに観光の時間は過ぎ去っていく。午後5時半~7時半の限定2時間だけであるから、なお更のごとく貴重な時間を惜しむ感じがした。夢の出来事みたいな時の空間は過ぎ去っていった。あまりにも美しすぎる風景であった。写真を撮っても撮っても、目で見た風景の方が印象的であった。今も美しい残像が目を閉じれば浮かんで来る。
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名残惜しいが夜の7時半には車中の人となって今晩の宿泊地、金沢に向かう。
by hyocori-hyoutan | 2012-02-23 21:15 | 家族