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新しい命 22世紀につないでいく 我が孫たち

里帰りしていた娘が無事に出産した。男の子だ。体重は2900gくらいだった。朝方4時過ぎに産気づいたために起こされ、たまたま3連休のために来ていた娘婿、ボクのオクさん、そして目を覚ました長女(2歳3か月)も連れて急いで病院へ行く。ボクは、その日は仕事のために5㎞離れたレディースクリニックにチャリであとから出かける予定でしばし自宅待機。

すぐにクリニックに着いたのかメールが届く。診察の結果、朝8時~9時くらいに出産するのでは…とのこと。しばらく時間があるので、パソコンを立ち上げてちょっと作業を行う。つい熱中していたら7時過ぎになった。あわてて、チャリに乗りクリニックへ。メールで連絡を受けた病室に入っても誰もいない。看護婦詰所の隣の分娩室にいくと。もう出産していた。

生まれてすぐの赤ん坊、まだ髪の毛もちりちり、顔もやや黒い、目は開けているがどこを見ているかわからない。元気な鳴き声を出している。ちっちゃい。横にいる孫の長女(2歳3か月)がとても大きく見える。長女はやや不思議そうであるが、なんとなくわかっている感じ。生まれたばかりの赤ちゃんがお母さんの横に連れて来られる。将来の大きな記念になる写真を取りまくる。その横には長女もお母さんの布団にもぐりこむ。お母さん、長女(2歳3か月)、長男(生まれたばかり)の3人の写真も撮る。それにお父さんも加わり家族4人の写真となる。

ここにいる孫は2010年生まれと2012年生まれだ。この子たちが成長して長生きすれば22世紀まで生きていく可能性もある。そんなことを考えていたら不思議な気持ちになる。ボクの幼少期には江戸時代に生きていた人も生存をしていた。そしてボクの目の前には22世紀まで生きる可能性のある赤ちゃんもいる。人間の歴史は永遠に受け継がれていく。ボクはその橋渡し役となって、そのうち消えてなくなる。その子孫が引きついで行く。

一人一人の人生の歩みは儚いが、その積み重なった人間の歴史は果てしなく続いていく。健やかな孫の成長を心の底から願うばかりだ。
by hyocori-hyoutan | 2012-10-09 23:43 | 生活の知恵と愚痴