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人前結婚式 二人の想いが ストレート響く

職場の若者の結婚式に参列した。挙式は人前結婚式であった。ホテル内のキリスト教会の部屋であったが、神父はなし、讃美歌もなし。二人の結婚宣言を参列者が拍手で承認をする。指輪交換、これからの愛を誓う初キッスはあり。友人5人からの小さな花を新郎新婦が受け取り、その場でブーケが出来上がる。とても、心温まる挙式であった。それとバージンロードを歩いて新婦父から新郎にエスコート役を引き渡す儀式も残っていた。教会結婚式から宗教的なものを排除して、新郎新婦を全員で包み込むようなほのぼのさがあってとてもよかった。

さて、披露宴では大役の「乾杯」の発声役が依頼されていた。少し緊張をしたが、最後の「乾杯」の声だけ大きく勢いをつけて張り上げたら、なんとなく様になっていたかな。この披露宴も型にとらわれない。新郎新婦の雛壇なしでフロアーは同じ。親しみさが増す。主催者あいさつも主賓の新郎が行い、参列者代表あいさつだけは新郎新婦の上司だったが、あとは友人の祝辞で盛り上げていく。変な余興や歌も全くなし。

感動的なものは、それぞれのおばあちゃんやおじいちゃんがエスコート役で出てきたところ。これも高齢化社会の象徴かも。でも親よりもジジババが前面に出てきた方が、アットホームな雰囲気、家族の絆の強さを感じられる。これからの結婚式は、この人前結婚式が主流にあるような気がする。もう「仲人」や「祝いの舞」は化石となってしまったのであろう。
by hyocori-hyoutan | 2013-02-09 22:37 | 生活の知恵と愚痴