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礼文・利尻 最北の旅 これもご褒美(1)

北海道の最北端、利尻島・礼文島に行ってきた。千歳空港までは、飛行機で2時間15分。ちょっと長いフライトだが文庫本を読んで、読み疲れた頃にちょうど着陸だった。空港から早速観光バスに乗り込む。バス会社は宗谷バスである。初日はひたすらバス移動、約360㎞の道のりを6時間かけて稚内を目指す。バスは47人のツアー客で満杯であった。途中、2回ほどのトイレ休憩をはさんで、午後8時過ぎに稚内の「ホテル喜登」に着く。風呂は後回しで、遅い夕食となる。
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タコしゃぶ、ズワイガニ、真ホッケが食卓に並ぶ。初日の長旅、バス移動で疲れ瓶ビール1本でほろ酔いとなる。明日も朝6時の出発だし、すぐに寝てしまう。
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翌日(2日目)は礼文島にフェリーで渡る。早朝の出発だが、ツアー客で遅れる人なし。いつも思うことだが、皆さん旅行慣れしてある。5分前行動の励行だ。
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稚内港まではバスで5分、すぐに着いた。添乗員さんからフェリー切符をいただく。礼文の香深(かふか)港までは1時間50分の船旅である。片道2400円の運賃になっていた。天気は上々、でも風強し。案の定船内は揺れる揺れる。船酔い者続出だ。
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このフェリー会社「Heart Land Ferry」は稚内とサハリンを結ぶ航路も営業をしている。もちろん年間通してでなく、春の5月末から9月までだ。何となく「へー、サハリンまで行けるんだ~」と感心してしまう。
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波は高い。ボクは船に弱い、船酔いが怖い。どうしたら酔わないか思案して甲板に出て風にあたりながら長椅子に横たわる。これがよかったのかどうにか船酔いせずに無事に香深港に到着した。
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最初の観光スポットは澄海(スカイ)岬だ。風が強く吹き荒れる。波も岩に当たって白く跳ね返る。まるで絵を描いたような情景が目の目で展開される。
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観光ガイドさんはベテランだった。とてもよく解説してくれた。ガイドの良し悪しで旅の思い出も大きく異なる。せっかく話してくれても居眠りが多く申し訳なかったけどね。
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次に向かったのはスコトン岬、礼文島で最北端の岬だ。風が吹き荒れるこの岬に民宿があったのは驚き。でももう一度来るならば泊まってみたい。
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そして礼文島の最後の観光は猫岩、桃岩を見渡せる桃台猫台展望台。結局自然の雄大さを見て廻るばかりだった。ここ礼文島は花の島らしい。今度来るとき(また来たい)は、6月から7月の花が咲き乱れる頃に再訪したい。また、ここはウォーキング、ハイキングの島。高い山はなく、高くて300m丘陵地で草原ばかり5,6時間かけて歩くコースも一杯だ。
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あっという間の駆け足の礼文島めぐり、昼食はレストランで海鮮丼をごちそうになる。でも多くのツアー客が残していた。まだ大荒れの海に揺られて影響で食欲までは回復していなかったかな。ボクは元気、全部食べれるけど、炭水化物カットダイエットを考えて御飯だけ半分残す。さて次は、50分かけて再び船に乗って利尻島を目指す。
by hyocori-hyoutan | 2013-10-04 13:43 | 旅行記