福岡マラソン 気合が30㎞でダウン あとは遠いゴール
2014年 11月 13日8時20分のスタート10分前には渡辺通りに導かれる。ただし、スタート付近のセレモニーはスピーカーから遠くて何もわからない。号砲だけはわかったので手元のストップウォッチを押す。スタート時の興奮の中で走りはじめる。流れに身を任す。天神を北上して那の津通りに入る。5kmポイントは博物館付近、やっとばらけて自分のペースで走れる。どうにか30分を切れるペースだ、さあ、どこまでペースを上げていくか、でも無理しちゃいけない。
さて、次の5-10km区間がきょうの調子を占える。唐津街道に出るところが10㎞ポイント。どうにか28分台だ、今日はこんな調子だろう。どこまで30分を切れるペースでいけるかが勝負だ。やっぱし4時間一桁がゴールタイムかなと思う。
14㎞付近は今宿バイパスからの車両を避けるため、今宿駅前の狭い繁華街に入る。沿道は応援の人であふれている。校区ごとの応援が素晴らしい。他のマラソン大会よりも熱気が感じられる。まだまだ快調である。18㎞過ぎから最初の難関である九州大学伊都キャンパスの30mほどの上りのかかるが脚力はまだまだ衰えず。九大応援団の熱いエールを受けて走り続ける。九大の女子学生も一人応援団に入っている。高い気合のこもった声がランナーを勇気づける。ハーフは2時間00分(ネット)で通過。狙いあは4時間10分か?
でも予定通り後半の苦しみが訪れてくる。今津海づり公園から足が止まったのが意識できた。案の定25-30㎞が31分台に落ちた。あとはどこまで粘れるかだ。本当は35㎞までイーブンで行きたかったが、ぺーうダウンのポイントが早すぎた。景色は海岸沿いで素晴らしいが、気持ちはどんよりとしてくる。更に追い打ちをかけるのが、峠越えみたいな30mのアップダウンが3か所ある。ボディブローみたいに効いてくる。足が止まり体が右に傾く。疲労した時の癖である。中央ラインにおいてあるコーンに何度もぶつかりそうになる。
それでも、ともかく足を前に進めばゴールが見えてくる。最後はキロ7分半近くまで落ち込んでしまうが、何とかゴールできる。さすが60歳を超えると脚力の衰えは目につく。もう4時間は切れないのかな……。
by hyocori-hyoutan
| 2014-11-13 23:01
| ランニング大会奮闘記