一日は長く 一年は短い 年とともに感じること!
2006年 02月 25日時間の経過と言えば、最近耳にしたことがある。子どもの頃は一日一日は短いけど、1年はいろんな事があって長く感じる。逆に年齢を重ねてくると、一日一日は長いけど、1年単位で考えればあっという間である。
これは、新しい経験や感動の頻度によることに主因していると思う。「一日単位」でいろんな経験や感動を覚えたら、「あっという間」に過ぎ去ると感じるでしょう。逆に一日中、何も感動がなければ一日が長く感じるのかな。この感性の違いが、こどもと大人の時間の長さの感覚の違いでしょう。
ところが、その長さの単位が一週間、一ヶ月、一年間になると、長く感じる尺度が感動ではなく、過去の生きていた年月やこれから生きていく年月に対する比に基づくのかな。例えば、人生50年いろんな事を経験してきて、残された人生の月日を考えると、今からの1年間は、貴重だからこそ「あっと言う間」に感じるでしょう。こどもの頃の1年間については、過去の経験も浅いし、1年間の貴重さなど考えないから、1年前との成長したという感覚だけで長く感じると思いませんか。
だから、小生の場合は、中学生時代の3年間は長く感じ、最近の3年間は短く感じます。そして、これから先、ますます時間が早く過ぎていく感じがするでしょう。
問題は一日一日、感動を覚えて積極的に過ごして「あっという間の一日」を積み重ねていくことが必要ですね。1年間の長さに対する感覚は、宗教の力を借りないと解決できませんね。弱い人間の心の中から生まれてくる感性でしょうから……。
by hyocori-hyoutan
| 2006-02-25 23:11
| ああ無常