1ヶ月経つ 海中大橋で 手を合わせ……

夏が過ぎ秋が来る。その秋といっても、夏の残像が色濃い秋と、重ね着が気持ちよく、風の冷たさを感じる秋がある。

今日は、後者の秋であった。久しぶりにルネサンスが休みにもかかわらず、夕暮れランに出かけた。走るメンバーは夫婦の二人である。相棒の手には花束を手に持っている。飲酒運転による幼児3人死亡交通事故から今日でちょうど1ヶ月であり、海中大橋方面に走り始めた。

事故があってから、これまで一度も事故現場の歩道を走っていない。悲惨な事故現場を走ることに躊躇していたし、まだ生々しい風景を見たくない気持ちであった。そして、今日初めて事故現場まで走った。

現場には大きなぬいぐるみ、花、おもちゃ等が供えられていた。花束を添えて手を合わせ冥福を祈る。「もうすこし車がづれて橋の柵に衝突していれば、鉄柱にぶつかり海への落下は防げたかもしれない……」と思う。過去にさかのぼることが出来ない現実にぶつかる。

事故から月日が経ち、周りの人たちも日常生活に戻っていく中で、残された両親は元の日常生活(親子5人の生活)に戻れない悲しさが日々深まっていると思うと、その悲しさ、空しさは我々には及びもつかないものだろう。 合掌

by hyocori-hyoutan | 2006-09-25 21:50 | ああ無常