独りの生き方は独りのもの 代わること あることなし
2007年 06月 30日人間はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。
そして、ひとりで来てひとりで去っていく。
代わることはあることがない。
「ひとり」は一人、二人ではなく、仏教のことばの「独り」を充てる。
数えることのできる「ひとり」ではなく「己自身の自分」を指す。(オンリーワンかな?)
そして「あることがない」も仏教の言葉である。
八百屋さんで大根を買おうとして売り切れていたら、単に「ない」である。
そして、魚屋さんで大根を買おうとしたら、魚屋さんは「あることがない」と言う。
つまり、魚屋さんでは、大根は売り切れでなく昔から売ってないのだから「あることがない」と言う。
独りで生まれ、独りで死んでいく。独りで来て去っていく。
独り(オンリーワン)だから、誰とも代わること決してできないもの。
そして、話の最後には……
そのように人間、独り独りは代わることができないもの、大切なものである。このことは親子の間でも同じである。「頑張りなさい」や「期待している」は、親の考えの押し付けもあり、期待を裏切った時の落胆もある。親子の間でも「応援をしているよ」程度でいいのでは……。
独りの生き方は独りのものだから……
いい話を聞いた。聞いた以上は実践しなければ……。
by hyocori-hyoutan
| 2007-06-30 22:13
| ああ無常