世界陸上 1万Mのベケレ これは一級品!
2007年 08月 28日その時に優勝者(エリトリアの選手:タデッセ選手)がレースの主導権を握ってトップ引きである。ベケレ選手の表情も少し苦しそうであったが、それは最後の盛り上がりへの序章にしか過ぎなかった。ラスト2周ではマサシ選手(ケニア)がロングスパートである。ゲブレ選手も3番手で2番手の同国のエチオピア選手からも2mほど遅れ加減であった。
更に、2位のエチオピアの選手がマサシ選手をかわしてトップに出る。ベケレ選手も苦しそうについていく。そして、そこからドラマが生まれる。ベケレ選手の苦しそうな顔が少し緩んだと思ったら、ギアを切り替えて猛然とロングスパートであるウ。あっという間に同国のエチオピアの選手を引き離す。ラスト勝負での30mの差は驚異である。切れ味の鋭さに感動である。
同じ画面を見ていたオクさんや娘も声を上げる。「すごいね!」
ボクも興奮しているが、早速、解説をする。少々お酒は入っているが自分ながらも、上手く解説できたと自己満足であった。
by hyocori-hyoutan
| 2007-08-28 00:23
| スポーツに一言