春彼岸 俗名を聞いて 懐かしいかな

彼岸の入りである。今日はたまたま休みであり、お寺の春彼岸法要の日とも重なった。いつもお寺で開かれる法要には仕事の関係で参加できないことが多いが、今日は参加できる。朝一番にお寺に行って墓掃除である。黄砂の影響と思われる砂が墓石を薄く覆っていた。いつもより丁寧に掃除する。墓に来たのは、先月の息子の結婚式前に墓参りに行った時以来であったが、墓に置いてある湯呑みの水は半分ほどに減っていた。そして、近所の花屋で買った柴や花をそえる。

そして、午後1時から開かれる法要には、すこし遅れて参加した。お寺の講堂は約70人の檀家の人で満員の状態である。平均年齢は70歳は越えている。約1時間の法要の間、故人の俗名も読み上げられる。もともと生まれ育った土地にあるお寺だから、ボクの子ども頃に知っている大人の人の名前も多く出てくる。そうだろう、ボクが子どもの頃といえば昭和30年代だ。そのころの大人で生きている人も少なく、物故者に名を連ねてきている。時の流れはある面では残酷なものである。

暑さ寒さも彼岸まで……という言葉通り、今日はお寺の講堂の開き戸を開けていても、全く寒くなく外の風も気持ちが良かった。毎日健康で暮らしている事のありがたさを、お寺の法要にいくたびに感じさせてくれる。また、来月にお参りに来ますので見守っていてくださいね……。

by hyocori-hyoutan | 2008-03-18 22:42 | ああ無常