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彼岸入り 京の香り漂う 味噌松風

秋分の日は23日だから、その3日前の20日は彼岸の入りだ。明日の日曜日はお寺で彼岸会の供養がある。朝一番には花を持てお墓掃除とお参りに行くことにしよう。毎月、月命日には墓参りに行っているが、1ヶ月が経つのが早く感じられる。これもだんだん年をとってきているせいでしょうか。そして、彼岸会供養には仕事のため出席できないが、職場とお寺は1kmくらいの近場だ。昼休みのチャリを飛ばして、お布施と回向帳だけは届けに行こう。

そんなことを考えていたら、京都に住んでいる姉から彼岸のお供えものが宅急便で届いた。京都の有名な和菓子「味噌松風」である。早速、開封して仏壇にお供えする。珍しかったので、デジカメで写真を撮る。
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インターネットで製造元の「松屋常盤」を検索する。以下、カッコ内は、ホームページの和菓子評論家のコメントである。

「分かりやすく言おうとすれば、 和風カステラといった感じだ。 しかしタマゴやバターは入っておらず、味噌が入っている。 何とも玄妙な「和」の味なのだ。作り立ては中が非常にしっとりしていてモチモチと柔らかい。 同じ「松風」でも、今でも炭火で焼いているそうだが、 そのせいで、この”ふくらみ”のようなものが生じるのかもしれない。」
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「和風カステラと述べたけれども、 そのように見るとこの松風の真価が分からない場合があると思う。 これはあくまで松風である。 松風とは、粉っぽさがなく、グルテンの弾力に富む生地の素朴な味わいが持ち前である。 カステラのように総合的に生じている洋風の風味にとらわれるのではなく、 生地の味わいから見るべきだと思う。」

確かに洋風のカステラとは明らかに違う「和」の味である。表上面は味噌と黒ゴマが「和」の味を引き立てている。コーヒーよりは抹茶が合うと思う。間違いなく☆3つの上質な味である。ただ、生ものだから賞味期間は短い。急いで食べよう。食事と甘いものは別腹だから大丈夫であろう。
by hyocori-hyoutan | 2008-09-20 23:31 | 家族