ひょっこりひょうたんの日誌

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カテゴリ:movie( 55 )

北島三郎最終公演(博多座)に行ってきた。デビューして53年、函館の女から様々な演歌ヒット曲を飛ばす、日本の演歌界の重鎮だ。そのサブちゃんも2015年1月の博多座公演が長期公演(劇と歌)の見納めになる。御年78歳である。さすがに時代劇「国定忠治」の立ち回りでは、剣さばきなどの体力の衰えは隠しようがなかったが、歌謡ヒットパレードは見ごたえがあった。持ち歌がめちゃくちゃ多いから、フルコーラスではなく一番しか歌わない。それでどんどんつないでいく。
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そしてラスト30分は豪華な舞台上で、北の漁場、祭りを熱唱して場内は大きな盛り上がりを迎える。総勢100名を超える出演者が舞台に全員そろう。最高のフィナーレだ。あまり、若い頃は演歌に興味は持っていなかった。でも還暦を過ぎてしまうと、演歌にも興味を持ってきた。サブちゃんの最終公演だし、最後と思うと無性に目に焼き付けたくなった。期待に応える舞台であった。

周りを見合わすとボク達より年上の夫婦が多い、平均年齢が70歳はある感じ。ロビーでは携帯電話を広げている人が多く見受けられたあ、スマホではなくガラ携帯が圧倒的に多かった。やはり高齢者にはスマホのハードルは高いみたい。

今日が公演2日目、今月29日まで最終公演が続くが、すでにチケットは完売である。演歌の人気は下降線だが、北島三郎の人気の底力を感じた一日だった。やはり生の迫力はすごい。
by hyocori-hyoutan | 2015-01-08 00:25 | movie
昨晩は、小田和正のコンサート「小田日和」をマリンメッセ福岡で観てきた。独特の高音の美声、繊細な歌詞としっとり聴かせるメロディーで小田ワールドに導いてくれる。マリンメッセ福岡(12000人)は超満員で空席ゼロである。
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小田ワールドは、人生賛歌であり、短い人生の中で何をしていくのか。愛するものが生きがいを生む、はかないから何もしないのではなくできる限り前向きに生きていく。そんな気持ちを話し言葉の語りで歌っていく。難しい言葉は歌詞には含まれない。良いフレーズは繰り返すことで、2倍、4倍、8倍と説得力を持ち続け、深い意味を与えてくれる。

小田ワールドはステージだけでなく、客席の中に四方に伸びていく花道まで熱が広がっていく。66歳とは思われない若々しい声と体力、走り回る脚力、息が上がらない体力に満ちている。

最後には、このステージも終わりに近づいていることを述べる。「軽々しく、じゃまたね、言えない年齢に差し掛かっている」その瞬間、ちょっと涙ぐむ。繊細だからこそ、人生の有限性、はかなさを実感しているからの言葉だ。その繊細さが生み出す歌詞やメロディーに我々は酔いしれる。

人生って、10年後の自分を楽しく想像できる内は楽観的でいられるが、10年後のことを想像したくない年齢に差し掛かると悲観的にとらえていく。その悲観的感情を前向きに考えることが出来るのは、愛する人であり2度と繰り返せない人生への未練かもしれない。そして、何年か先にある「小田ワールド」を再び見ることも、感動ある人生を続けたい生きがいにつながる。
by hyocori-hyoutan | 2014-08-15 10:23 | movie
あまり気乗りはしなかたっが、ハリウッド映画のゴジラをみてきた。123分の物語。途中で睡魔に襲われることも何度もあり。ゴジラと戦う相手はクモザルかバッタみたいな怪獣であrが。CGを使って高層ビルを壊す壊す。そして主人公の若い夫婦とそのこどもは生き残る。大体戦闘シーンが少ないし、機関銃で怪獣に向かっていくアメリカ軍も滑稽以外の何物でもない。

日本版ゴジラをハリウッド版ゴジラに求めるのは無理でしょう。最初からわかりきっていたでした。ゴジラの目から涙がこぼれるわけじゃないし、情的描写が欠落している。むやみに津波のシーンもでてくる。突然、ゴジラや悪役怪獣が街に現れる。ストーリーなし、この映画が楽しいと思う人は、特撮のCGが好きだけでしょう。

長い長い2時間の映画館での鑑賞でした。家に帰ってヤフー映画のレビュー記事を見ると、評価は低い。やっぱし、入念に調査して映画の良し悪しの探りを入れておかなきゃいけないことを再認識した。
by hyocori-hyoutan | 2014-08-10 13:50 | movie
KBCシネマに映画を見に行った。「みんなで一緒に暮らせたら」というフランス映画で主演はジェーン・フォンダだ。ネットで調べたら1937年生まれだから御年75歳になっている。若い時はチャーミングな女優で当時高校生だったボクのお気に入りの女優だった。その後、ベトナム反戦運動に身を投じて戦う女優としてのイメージもある。映画はフランス映画、久しぶりのフランス映画だ。ハリウッド映画と全く作り方が違う。小さなエピソードを積み重ねて作品の背景や一人ひとりの役者の性格などを浮き彫りにしていく。結構考えて見なきゃいけない。ハりウッドが映像でストーリーを作るならば、フランス映画は言葉でストーリーを作っていく感じだ。
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話は年老いた夫婦2組と一人暮らしの老人の物語。楽しく食事などを楽しんでいるが、歳とともに体の自由が効かず子どもから施設に入れられた。それに反発をして5人で一緒に暮らし始める。でも仲がいいことと一緒に暮らして楽しいことは別…。いろんな出来事が起きて共同生活のトラブルも増える。でもお互いに自重しカバーしながら生き続ける。楽しくもあり悲しくもあるエピソードが繰り広げられる。そして待ち構える死、それを乗り切っても生き続けなければならない。愛すべきは、お互いに理解できる友人である。悲しいテーマであるが、生きること、歳をとることを避けずに生きることに勇気を与えてくれる映画であった。また、フランスでの老人セックスの捉え方がオープンなのは閉鎖的な日本と違う感じがした。日常生活の中にセックスを捉え特別視しない。自由な生き方のフランス、結婚と同棲が半々、非嫡出子であっても社会保障が充実していることも関係あるのかな…。
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それにしても、若い時のジェーン・フォンダはチャーミングだ。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-18 22:29 | movie
映画「ヘルプ~心はつなぐストーリー」を観てきた。なかなかの秀作である。アカデミー賞の候補らしい。時代は1960年初頭のアメリカ・ミシシッピ州が舞台である。公民権運動、キング牧師…まだまだアメリカでの人種差別の激しい時代、その中でもアメリカ南部はより激しいところであった。乗合バスでも黒人と白人は場所が違う。黒人メイドは室内のトイレが使えず、屋外のトイレしか使えない。そんなシーンをさりげなく見せながらもストーリーは進んでいく。
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ボクの小、中学校の頃には社会の教科書にも黒人差別のことは記載してあったから、子ども頃から記憶はある。黒人で成功するには、スポーツやミュージックに秀でていなければいけない。陸上の短距離、野球選手、そしてR&Bのボーカル…そんな時代だったのかもしれない。その中でも黒人女性は、裕福な白人女性にメイド(ヘルパー)として安月給でも生活のために働かなければいけない。差別と闘いながら…。その家の白人の奥様は料理、育児は出来ないが、ボランティア活動は熱心である。貧しいアフリカの人々を救うために慈善オークションに精を出している。しかしその家のメイドには差別を繰り返している。映画では、暗くなりがちな展開になるところだが、ユーモアを交えて黒人女性のたくましさも表現して明るく進む。

日本映画だと、より身近な差別の問題は陰湿で暗くさらに怒りがこみ上げてくるが、ハリウッド映画では、露骨な差別であるが映画自体は暗くない。アメリカの平等主義、自由主義は白人社会だけのもので黒人には人権がなかった時代であったことが分かる。今でも、ご都合主義のアメリカ、身勝手な解釈のアメリカらしさが気にかかる。でも魅力的なアメリカでもある。不思議な国である。

そして、黒人女性のメイド達は立ち上がる。今で言う暴露本の出版でわずかであるが金と権利を獲得する。でも50年前から人権問題は進歩しているかもしれないが、まだまだ変わらないところもあるから、映画でも現実的な終わり方である。決して全てハッピーエンドではないが、人間の素晴らしさを感じさせる。2時間半の大作であったが、その続きも観たい気にさせる映画であった。

ボクはCGばかりのアクション、爆破、殺人みたいな映画よりこんな映画が好きだ。そのことを確認した…。
by hyocori-hyoutan | 2012-04-13 05:11 | movie
ソラリアシネマで「一枚のハガキ」を観賞してきた。ソラリアシネマは狭い。いつも行くTOHOシネマズ:トリアス久山と比較出来ないほどの狭さだ。でも制作会社が独立系のため大規模な上映はできないみたいだから、シネマコンプレックスでは上映はない。しかたなくソラリアシネマだ。この映画の監督の新藤兼人さんが何といっても99歳というのが信じられない。脚本監督の大御所である。
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映画の中の時代は戦争中から戦争後にかけてである。遠景には、茅葺き屋根の農家が一軒…。赤紙徴集で夫が行く場面で始まる「勝ってくるぞと勇ましく…」その行列はスクリーンの左端に消えていく。そのあとのシーンは、同じカメラアングルで左端から行列がやってくる。先頭は遺骨である。抱いているのは、亡くなった夫の妻(大竹しのぶ)である。簡単なシーンであるが、想像力が高まる。

そして戦争が終わって、亡夫の戦友が一枚のハガキを持って、大竹しのぶが演じる未亡人のところにやってくる。そのハガキの文には、三行しか書いてなかった。
「……、……、風情ないものです」短いといっても、その文章には夫婦の深い意味、愛情が隠されている。

そして、ストーリーは進んでいく。悲しさの中にも、悲しさ、貧しさに慣れてしまえば、それも日常性の中に入ってしまう。日常性の中にいれば笑いも出てくる。滑稽であるが人間はたくましい。全て戦争のせいにしても現実から逃げ出そうとするが、現実を避けてもいけない。最後はたくましく生き抜こうとする二人だ。荒れ果てた土地から麦の穂が輝いてくる。遠景からであるが、映画の冒頭の農家の周りには輝く麦の穂が靡いてくる。

新藤監督に実体験から生まれた脚本であり、それを映画化したのも新藤監督。難しくない映画だけれども深く人生を感じさせてくれる映画だった。セリフとひとつひとつに力があり、生きることへのメッセージを99歳の巨匠からいただいた。
by hyocori-hyoutan | 2011-08-29 04:22 | movie
日曜日の毎日新聞朝刊の「時代の風」コラム(東大教授:坂村健氏の寄稿)にアカデミー賞のこと、作品賞「英国王のスピーチ」の記載があった。その前日にボクは「英国王のスピーチ」を映画館で観ていたから、なお更のように感じるものがあった。

映画の中では英国王のスピーチが、イギリスのドイツへの戦争宣言や国民への士気を高めることに重要な役割を演じているが、日本では「あうん」の呼吸的なものが重要視される面もある。だから、日本では天皇のスピーチがイギリスほど重要視されることもないかもしれない。これは国民性の違いであり、言葉に出して相手とのコミュニケーションをとる欧米と、言葉に出さない部分を大切にする日本との違いかもしれない。その日本も、国際化の流れの中で、きちんと言葉に出さないとお互いのすれ違いや意見の対立が生まれるようになってきているかも。
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話は逸れたが本題の戻す。映画は吃音に苦しみジョージ6世の即位前から始まるが、国民に勇気を与えるスピーチをするため吃音の是正に取り組む人間ドラマであり、その吃音矯正の先生との地位を越えた友情物語でり、感動を与えるものである、このような映画が製作できるのは日本では考えられないことである。

この映画が実話に基づいているから、より感動を与える、劇中にチャーチル首相や現エリザベス女王(もちろん5歳くらいこども)が出てくるのも時代背景が良く分かり面白かった。感動する人間ドラマとして二重丸の映画だった。
by hyocori-hyoutan | 2011-03-08 22:52 | movie
監督がクリント・イーストウッドの「ヒア アフタ-」を観て来た。なかなか味のある映画であった。ストーリー展開も落ち着きがあり、スクリーンの色調も渋く、考えさせられる映画であった。3つのストーリーがパリとロンドン、そしてサンフランシスコで淡々と進んでいく。まったく関連がないみたいだけれでも、その展開が徐々に3つのストーリーを結び付けていく。

○持って生まれた霊能力をもてあまし、普通の生活をしたい願望の青年の苦悩…
○ある日突然の津波によって臨死体験をした女性ジャーナリストの精神の動揺…
○身近な兄弟の突然の死を認められず死者を追い求める少年…
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それぞれが持っている霊や死との関わりが暗い影となり、現世を生きることの障害になっている。しかし、その障害を越えてたくましく前向きに生きていく力を、この映画では「愛」だというメッセージを出している。

人間の致死率100%であり、いつかみんな死ぬ。死ぬことや霊のことばかり考えたら、この世は仮の住まいでどうなってもいいという考えになる。そして、来世は圧倒的に現世より長いし不死の世界だから、現世の苦労は我慢して来世とのコミュニケーションを現世のうちから図っていこうと考える人もいる。

しかし、今の現世にわれわれは身を置いている。精一杯に生きなければならない。現世で力強く生きるには何が必要か?監督イーストウッドは人間愛を全面に押し出して、生きることの素晴らしさを観客に伝えてくれた。

最後にエンドシーンは、象徴的なシーンであった。突発な終わり方であり、映画のシナリオとしては一件落着という感じじゃない。それが物足りないとか、無理があるとか考える人がいるかもしれない。でもボクは、理屈に合わないのも現世だし、人それぞれの感性で生きているからこれもありだと思う。

ともかく丁寧な映画づくりだし、音楽も最小限の使用で最大の効果を上げている気がした。映画を通して人生を考えさせられた。
by hyocori-hyoutan | 2011-02-21 23:51 | movie
映画/REDを観てきた。ブルース・ウィルス、モーガンフリーマンが出ているから、面白い映画であることは間違いないが、それ以上のものではない。退屈もしないし奇想天外の展開もあるが、基本的に難しいストーリーもない。安心して映画の中の世界に入れる。でも、やはりそれ以上のものはない。ボクが時々書いているが、映画が終わってもなかなか映画館の座席シートから立ち上がれない…映画の感動の余韻が虚脱感を誘う映画じゃない。
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そんな映画じゃないから当たり前、見に行ったボクが間違いかな。REDとは赤ではない。退役した特に危険な人物と言う意味だ。RETIRED EXTREMELY DANGEROUSという英語であると劇中に説明があった。CIAを退役し年金受給して穏やかに暮らしていた者に現役CIAから殺しのスペシャリストが送られる。年金生活者は過去の秘密を知っている、そのことが都合悪くなった人物がいる。だから殺す必要が出てきた。でも年金受給者の年寄りは戦う。ブルース・ウィルスを筆頭に昔のテクニックを持っているから、駆け引きも上手、銃の腕前もピカイチ…。戦いは続く。面白いほど銃撃シーンや格闘シーンもある。

でも、映画なんて強く見えるものが強いのが普通。年寄りが若いものに勝つのはコメディ的になる。真面目なアクション映画でありながらコメディ的なものもある。それが面白いのか、中途半端で面白くないのか、捉え方は人さまざなであろう。今度は、感動を覚える映画、生きる喜びをもらえる映画を見に行こう。

話は変わって、日本アカデミー賞の作品賞に「告白」が選ばれたのは驚きだった。確かに問題提起はしていたが、暗くて生きるのが嫌、若いものの考え方は分からない…そんな人生に絶望するような映画だったから…。
by hyocori-hyoutan | 2011-02-18 22:31 | movie
14日の金曜日の午後にアンストッパブルを映画館でみてきた。毎月14日は東宝シネマスデーということで、1000円均一料金ということを初めて知った。こっちは夫婦同伴50歳以上のペア2000円で入場しているので、気にも留めていなかった。劇場内は、それでも平日だから40人くらいの入りだったかな。いつもの最後列の真中の席に座る。評判の高い映画だけに期待は高い、またその高い期待に応えられる映画だった。
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実話らしいが、約800mの連結した最新型貨物列車777号が運転手のミスで無人のまま暴走をし始める。最初は大したことはなく止まると考えていたが、入れていたギアが高速ギアのために徐々に加速して100kmを超えてしまう。片や、数百キロ離れたところからは、主人公の2人(機関士と車掌)を乗せた貨物列車(1208号だったかな)が進んでくる。このままでは正面衝突になる。単線ではあるがところどころ引込み線もある。どう衝突を防ぐことができるか。また。どのようにして暴走列車をストップできるのか…。

CG等を使っていない。暴走列車が急カーブにかかる。片輪を浮かし、火花を散らしながら巨体の列車はカーブに入る。踏切内に入ってしまったトラックを薄板で出来たおもちゃみたいに一瞬に蹴散らしていく。もう誰にも止めることはできない。待ち構えるのは街中の石油備蓄基地が隣接する急カーブだ。

ヘリコプターからの列車への落下、暴走列車とパトカーの高速での併走…。テンポの良いバックミュージックが、危険を知らせる汽笛や金属的なブレーキ音を表しているみたいだ。つい体を乗り出して手に力が入ってしまう。正味1時間半くらいの作品であるが、テンポの良さ、迫力あるシーンは昔の名作「スピード」を思い出させる。これだけ緊張感を味わえて1000円は安い。またこの迫力ある暴走列車シーンは劇場でなければ味わえない。ストーリーの中に機関士と車掌が抱えている家族的なトラブルも挿入されているが、ちょうどいい調味料みたいなもので害はない。最後は仕事も家族も全てハッピーエンド!楽しいスリルあふれる映画だった。
by hyocori-hyoutan | 2011-01-15 10:19 | movie

マラソン雑学は一流、記録は二流、そしてランニングフォームは自己流の三流、しかし、マラソンと人生を結びつける哲学は特級です。飲む時は年を忘れて、酒なら何でも来い!飲んだ分だけ走らゃいいと思っています。


by hyocori-hyoutan