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メモリアルロウソク ちょっと眺めて 振り返る

家の中を整理していたら、大きな長い箱の中から大きなロウソクが出て来た。見覚えのあるロウソクである。20有余年前の結婚式で使ったロウソクだ。結婚記念日に毎年1目盛りづつ燃やして8年目までちゃんと刻んでいたみたい。9年目以降は忘却の中で箱の中に眠っていたままであった。だから、9年目の目盛り以降は残っている。
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そのままゴミ袋に入れようかと思ったが、とりあえずテーブルの上にしばらく飾っておくことにする。一年一年の出来事はもう忘れてしまったが、ロウソクに残っている数字を見ていると、本当に長い期間、共同生活を送っているもんだ。そして、もうそろそろ次の大台に乗るような年齢にもなってきた。一年一年はとても長い積み重ねだが、過ぎてしまえば、あっという間の感じである。これから先も、心の中で沢山の思い出とともにロウソクの目盛りを刻んでいこう。

明日は、大晦日……。一年の終りである。買い出し、正月の準備等で忙しくなりそうだ。子どもの時から、大晦日は大好きだ。そわそわした雰囲気、新年を迎える高揚感が好きだ。嫌いなのは掃除で、愛車の掃除は古くなるにつれて手抜きが続いている。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-30 22:27 | 家族

ミキティ負けた悔しさ 居酒屋レジで 吹き飛ばす

12月28日の仕事納め……仕事納めの儀式のあとは、すぐに家に戻りルネサンスに直行する。うちのオクさんは、フィギアスケートの日本選手権のテレビを見るため家で留守番である。ルネサンスに行ってみると、いつもより大幅に人は少ない。忘年会か、フィギアスケートの観戦か……理由は分からないがガラガラのトレーニング室である。トレッドミルで走りながら、鏡越しのテレビのフィギアスケートを観戦する。

ちょうど村主選手の演技を見ていたら、村主選手がジャンプの時に大きくバランスを崩す。その瞬間に「あっ!」と大きな声がハモる。隣のトレッドミルを走っていた女性も大きな声を出した。何と同時に声だしハモりになってしまった。何となく意気投合して、そのまま1時間余りを走り続ける。詳細な進行は鏡越しだしわからないが、真央ちゃんが優勝してしまったみたいだった。

家に戻ると、オクさんが残念そうな顔である。熱狂的なミキティのファンだからフリーで1位になっても、SPのポイント差をひっくり返すことが出来ず2位に甘んじた。そのこと残念で涙も出そうな感じである。じっくり話しを聞いてやろうということで、居酒屋に繰り出すことにする。

行った先では、二人っきりにもかかわらずフリードリンクでビール、ワインを飲む。サラダ系を多く注文して、麺類、揚げ物は抑え気味にオーダーしていく。もちろん、最初は一年間のお互いの仕事の完了を祝っての乾杯から始まった。ボクも実はミキティのファンである。大事な時に失敗することも多いし、重圧に潰れそうな悲壮感、そして成功した時の笑顔が可愛い。だから、今回の2位も残念であるが、大崩せずに演技を終えたことの満足感もある。ミキティの写真を職場のパソコンのデスクトップ壁紙に貼り付けたこともある。

1時間半ばかりの楽しい会話を終えて、家路に戻ることにする。レジで計算をして代金をボクが払って外にでる。レシートはくれなかったし、いつもよりは代金が高めという気がした。ちょっと不審に思っていると、オクさんの方がしゃべりだした。

「ちょっといつもより高い気がする?」
「ボクもそう思う。」
「レシートは?」
「もらってない。」
「じゃ、レシートもらってくる。」

ボクは外で待機。オクさんが1分後にレシートをもらって来る。二人で確認する。何とフリードリンクにしていたのに、レシートにはワインやジンジャエールの代金が加算されていた。こんな時は女性は強い。ミキティが負けた悔しさを背負って、再び居酒屋に入って行き、計算ミスの代金を取り返してくる。

意気揚々と引き上げ、ミキティの負けた悔しさも吹っ飛んだみたいだ。でも、取り上げた食事代はもともとボクが払った代金なのに、私が話をしてきたからと言ってボクの財布には戻ってこなかった。でも、飲み屋に儲けさせずにオクさんが儲けたなら良しとしよう。回りまわってボクのものになるかな?

by hyocori-hyoutan | 2007-12-29 21:46 | 生活の知恵と愚痴

大変な時は上り ラクは下り 人生もマラソンも

ランナーズ2月号の中に,上岡龍太郎氏のことばが紹介されてあった。「人生というのは,大変だと思っている時は上っている。こりゃラクだなと思った時は下っている。」この言葉は,日本での安定した職を捨てニュージランドで永住の道を見つけて暮らしている野口さん(元ランナーズ社員)が苦しかった時に勇気づけられた言葉だという。

何となく味のある言葉だ。ボクの人生を振り返っても「大変だ!」「忙しい……」と思ったことは何回もある。それなりのハードルがありそれを乗り越えて大きくなった。確かに人生上昇中であったような気がする。そして,今,大変だと思うことは,昔ほどはない。いつもラクしている印象が強い。人生は下り坂に入ってしまったか……。

経験に基づくことは実践するが,経験のないことや厳しいことにはチャレンジをしない。あるいはその機会にも巡り会わないという年齢になってきたのかもしれない。これは仕事上では仕方のないことであろう。60歳定年がある以上はやむを得ない。しかし,プライベートの部分では話しは違う。人生80年,90年の時代だから,まだラクをせずに人生上り調子と思って「大変さ」にチャレンジしていかないといけない。

ボクの場合の趣味の世界は,ランニング&エアロビクスしかない。これを一層極めていかなければいけない。それに,このブログも常に新しい考えや自分の考え方を整理する意味でも必要だ。自分のランニング人生のまとめのつもりで始めたHP&ブログであったが,今は,そのネタに苦労することが人生を前向き,上り調子に導くことになっている。もう止められない……。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-27 23:37 | 生活の知恵と愚痴

アイアムレジェンド 伝説になるには 生き残る人がいる

アイ・アム・レジェンドを観てきた。先日の忘年会の余興にビンゴゲームがあったが,ボクは珍しく2番手でビンゴを達成した。あまりにも快調にボクのビンゴカードの番号が読み上がられるので,すぐに「リーチ」が掛かってしまった。あわてたボクは「リーチ」を間違えて「ビンゴ!」と叫ぶ早とちりもあった。そのご褒美の景品が「アイ・アム・レジェンド」招待券2枚であった。
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そして,いつものトリアス久山に出かける。今回はオクさんと娘②と一緒の3人連れである。上映開始16時15分のギリギリに着いたので,チケット売場で尋ねると最前列しか空席がないという。最前列じゃ首が痛くなる。仕方なく次の開演18時45分の席を確保して時間までトリアス久山でショッピングをする……。

映画そのもののストーリーは単純である。映画の舞台はニューヨーク……近未来の2012年,ウィルス感染によって人類は滅亡寸前になった。主役(ウィル・スミス)は免疫をもっていたから生き残り,愛犬とともに誰もいないニューヨークの街をさまよいながら,血清抗体を発見するための研究に従事していく。無人の高層ビル街,雑草が生い茂る道路には乗り捨てられた車が多数ある。車の間を鹿の大群団が走り回り,主人公とライオンがその鹿を獲物として狙う。ニューヨーク港に横付けされた空母艦上の戦闘機の翼の上で,高層ビルに向かってゴルフの打ちっ放しスイング……。
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ウィルス感染した人間は「ゾンビ」となって暗闇で凶暴になって生きていく。そのゾンビが主人公を襲撃しようとするので,主人公は昼間しか活動できず,夜は人間の臭いを消して自宅シャッターを下ろしひっそりと暮らす。しかし,その静けさは,「ゾンビ」の一人を実験用に捕獲したことから,恐怖の戦いは始まる。そして結末は予想外のオチで終了した。まだ続編ができそうなオチであった。

正直,こんな映画はあまり好きじゃない。一種のSFホラー映画だし,怖さだけが映画の価値を高める感じがする。隣のオクさんは怖い,怖いといって喜んでいた。ボクはストーリーの甘さがいつも気になる。たった一人のニューヨークの街なのに何で電気や水道が通じているの?ウィルス感染した人間はどうなったのか,避難していった人間はどうなった,生き残った集落は今迄何をしてきたのか……。この手の映画では考えていけないことを考えてしまう。

まあ,全体の出来としては,回想シーンと現実の繋がりは良かったし,廃墟となったニューヨークの街も虚しいもののリアル感もあって映像美としても良かった。退屈をしない100分間で、SF凡作であった「宇宙戦争」と比べると断然面白かった。だから,マアマアの合格点、でもこの手の映画は好きな人と嫌いな人がはっきりしていることは事実かな。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-25 18:27 | movie

3億円の夢 宝くじ買わないと 参加出来ず

最終日になった年末ジャンボ宝くじを購入した。買ったところはJR吉塚駅前の宝くじ売り場である。県庁近くであり宝くじ売り上げ枚数も増えており、高額当選者も増えてきている。最終日のため行列が出来ている。行列を並んで買ったほうが有り難味がある。買ったのは連番で10枚だけ。バラだと確認するのに時間がかかる。連番の方が一瞬でわかるから気持ちもすっきりである。

宝くじを買ったら、3億円当選のことを想像してしまう。とりあえず周りの人間にはしゃべらない。じっくりと使い道を考えるために公言しない。慌て周りの人間にしゃべってもいいことはない。ボクの場合はオクさんにはすぐにしゃべってしまうだろうが、このブログには絶対に当選を書き込まない。(何て馬鹿なことを考えているのかなあ……。その前には住宅ローンの返済が先だろ!) 人生を狂わせないためにもとりあえず貯金だな。

そんなことを考えて、宝くじを仏壇のお供えする。
「どうか3億円が当たりますように……」
世俗的なことを超越して無心の境地に入らなければいけない仏さんにお願いするなんて、まだまだ修行が足らない。でも世俗的なことが生きる力になっているのも事実である。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-22 01:03 | 生活の知恵と愚痴

ninaエアロ 体よりも 頭もフラフラ……

Ninaちゃんのエアロ60に参加した。代行のため通常のエアロ60よりレベルを落としているらしいが、それでも十分に難解度は高い。ともかくウォーミングアップから飛ばす、飛ばす。ここ1年はご無沙汰でも、それ以前は7,8年も付き合っているエアロだから脳の片隅、運動中枢の中に記憶があるため、自分で考えたよりも体が動く。ともかくテンポが速い、音楽が速い。スタートして15分で汗がフロアーに飛び散っていく。

そして、メーンの動きが始まる。今日はベイシックな動きしかしないことを心に決める。中途半端にNinaちゃんの動きに合わせて回転を取り入れると、頭の許容量をオーバーして、頭真白の状況が終盤に現われるから、それを避けるためマイペースを維持する。

3パートに分かれた動きも無事に終了をする。ボクが上手く動けたのも、最前列で踊ってくれたH女史のお陰である。動きが分からなくても前に達人がいれば安心して踊れる。スタジオを出て充実感に満たされて参加していたエアロ達人に声を掛ける。

「思ったより動けたよ。レギュラーレッスンの動きと同じレベルだった?」
「いや、違うよ。スピードとテンポが違う。今日は代行のため楽なレッスンだったと思うよ」

せっかく自信を持ったのに、エアロ達人の一言で現実を知ることになる。でも、もう一人のエアロ仲間が言っていた。
「体も疲れたけど、頭も疲れたエアロだった。」記憶力、集中力が要求されるエアロであることには間違いなし。体は無理でも、頭の若返りには最適のエアロでした。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-21 23:29 | エアロビクス

ルネ3回 エアロ2本 走った距離22km!

【朝の部】休みの一日、充実の一日だった。朝からルネに出かける。目的はtanakaエアロ50に出ること。やっぱしtanakaイントラはすごい。エアロ50であるけど中味は濃い。筋トレ、年配者向けの体を使った頭の体操、そして簡単だけどの充実にエアロビクス……。そして昔から年配者に人気があったイントラであるが今も人気がある。笑いがあって、教える方の必死さが伝わってくるエアロビクスである。右、右、左、右……のような右手と左手の微妙な動きの違い、簡単だけれども前と後を使った動き……。日常生活では使わない動きが新鮮さを演出する。昔、仕事上でも講師にも依頼したことがあるが、初心者であればあるほどその指導法は光る。もちろん、中上級者にもピカイチである。スポーツ指導に関しては、初心者だから講師単価安くていいという風潮が今もあるが、初心者指導ほどより高いスキルが要求されると言うことを知っている人は少ない。もちろん、エアロ50の合間にトレッドミルで7km走破!

【昼の部】オクさんと15km走る。昼といっても夕方になったが、雁ノ巣レクセンター経由のまみずピア先まで走った。冬場であり15kmくらいならノンウォーターで走れるが、朝トレの影響でのど乾きが起こることも想定して150円持って走ったのは正解だった。往路からのど乾きに襲われ復路の雁ノ巣レクセンター自販機で息を吹き返す。一息でペットボトル500ccを飲み干す。でも残念ながら、ラスト2kmでは朝トレの疲れが出てきて、朝トレをしていないオクさんに引き離される。最後は喘ぎながらルネサンスにたどり着く。でも、やっぱしトレッドミルではなく外を走ることの重要さを再認識させられる。こんなに喘ぐことはトレッドミルではないこと。「走らさせられる」より「自分の感覚で走る」ことが必要だ。

【夜の部】ステップ一本、fujitaイントラのステップに出た。オクさんはパーソナルトレーニングだし、こっちは、マラソン練習中は休講したステップに3ヶ月ぶりに参加した。くたびれているから、オクさんの助言通り、ステップ台を2段から1段にしての参加であった。これが正解だ。段差が小さいから運動量は少なくなる。でもその分を軽快に動き、大きく動けば十分な運動量を稼げる。疲労困憊ながら、更に汗一杯のTシャツ1枚の運動量を稼げた。

【番外編】これだけの成果を得たのなら、素直に帰って早く寝ればいいものを、ルネサンス3回の充実感に浸って居酒屋に繰り出した。明日の仕事も顧りみず……。しかものど渇きに任せてフリードリンクにしてしまった。今日も一日、消費カロリーと摂取カロリーの出入りの激しい一日でした。こんな休日の一日でした。結局、読書もパソコン整理も何もせず、ルネ三昧に明け暮れた一日になった。充実感と少しの空しさの漂う一日でした……。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-19 23:26 | 日々ランの雑感

4日ぶりのラン 頑張って走る ルネも頑張って!

4日ぶりのルネサンス香椎に行った。この4日間の間に大きな事件もあり、スタッフの顔から笑顔が消えていた。やはり同じスポーツクラブで起きた事件だし、スタッフのショックは計り知れない。今後は警備も厳しくなるかもしれないが、客商売のスポーツクラブであり、空港みたいに警備を厳しくすることも出来ないだろう。ルネ主催のイベントや忘年会も全て中止であり、ボクが参加する予定であった、ランニング忘年会も中止になってしまった。

でも、トレーニング室に入ると、いつものルネサンスの賑わいになっていた。ここにいる人は、日常生活の中にルネライフを取り入れている。だから、どんなことがあろうとルネサンスにやってくる。こんな時こそ、多くの会員がルネサンスにやって来て、ルネサンスを盛り上げたい気持ちも強くなる。ボクもその一人だ。

トレッドミルに向かい合うこと1時間半近く……今日も頑張って走った。ここ4日間の不摂生で2kgも体重が増えてしまった。鏡に映る自分のランニングフォーム、汗で濡れたランシャツが体にピッタリとひっつく。みぞおちの下のお腹がポコンと出ている。「少し太ったかな……」と自問する。すると……隣の隣の知り合いから声が飛ぶ。

「少し太ったじゃないの。お腹が出ているよ」
お腹を意識的に引っ込めて返答する。
「忘年会続きで、マラソンの後の気が緩んで2kgも太ったよ。でも今日のランニングで3kgは落とすよ!」

宣言した手前、頑張って15kmは走らなければと思い1時間半のランニングを続ける。シャツ3枚を使って久しぶりの快感のランニングだ。そして、体重計に載ってニンマリである。どうにか目標達成する。ロッカールームに戻り、更に体を絞り込もうとサウナ室に行く。そして、たまたまサウナ室には誰もいなかったので、腹筋30回をサウナ室で行う。汗がどっと噴出す。これで本当にノルマ達成である。

ランニングなんて一人でやるものだけど、一人で走るのも辛い。ここルネサンスに来れば、同じ趣味の人もいる。ボクにとっては天国だ。今回の事件で犠牲になった人には哀悼の意を捧げたい。そしてルネサンス佐世保も早く立ち直して欲しいと思う。スポーツ大好きな人間のためにも……。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-18 23:47 | 日々ランの雑感

ちょっと エアーポケット でもあせらずに

寒さも厳しくなってきた。もう年の瀬ですね。青島も終り次なる目標を目指して頑張る気持ちを高めていかなけれならない。でも、レースの後はレース結果が良くても悪くても、ランニング意欲はエアーポケットに落ち込むみたいになる。気持ちがなかなか盛り上がらない。更に、飲み会も続けばランニングが日常生活から遠くに行ってしまう。でも無理しない。ランニングへの気持ちに時の過ぎ行くままに身を任せて行こう。ボクの自信は、絶対にランニングから離れられないことだから……。

by hyocori-hyoutan | 2007-12-15 22:43 | 日々ランの雑感

青島太平洋 レースを語る ボクの独り言

今年の参加者は例年の2,3割増しの1万人の突破である。だから駐車場も満杯になるとの主催者からのメッセージもある。宮崎市内の橘通りを一路南下して総合運動公園を目指す。朝6時の空は夜明け前でヘッドライトを点けた車も多数、同じ方向に向かう。ナンバーは県外ナンバーが多い。約12kmの道を15分程度で目的地に着く。公園入口では渋滞したものの予定通り6時30分には駐車場に着く。

アップするにはまだまだ早い。車中でおにぎりを2個、カステラ1個。ヴァームドリンクを飲んで体調を整える。公園駐車場の中に、次から次と車が入って来る。時刻は7時30分……、東国原知事と欽ちゃんのトークショーがあるというので、開会式会場に移動する。予定開始時間になっても来ない。渋滞に巻き込まれ会場到着が遅れている。スケジュールを逆転して開会式から先に始まる。マラソン開会式会場は立ち見もでる大盛況である。
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他には山田敬蔵氏(何ともう80歳というのに元気な様子である)、君原健二氏(65歳なのに速い、速い……折り返しでは遥か彼方の前方であった)、沢木啓祐陸連強化委員長の顔も見えた。

スタートの15分前にはスタート地点に向かおうとするが、車両渋滞に巻き込まれたランナーも多数いるというので、30分スタート時間を遅らせるとのこと。最初の第一印象は、「よく警察が許可したなあ。公道を使ったレースでスタートの繰り下げなんて聞いたこともない。」と思った。

そして、レースは始まった……
【0-5km:26分11秒】
整列したところは、先頭から約50mの後方である。号砲50秒後にスタートラインを超える。例年と比べると選手の密集度は高い、外は寒いが選手団の中は人の温もりでポカポカである。走り始めたらその温もりは消え寒風が刺す状態になるが、今度はレースにかける体の内から気合の熱が寒さをはねつける。最初の1km渋滞ながらも5分50秒で通過。まあまあである。その後は徐々に走るスペースを確保するに連れてペースも上がる。

【5-10km:25分04秒】
5km地点の所で、10分遅くスタートしたハーフのトップ選手が抜いていく。ボクの調子は快調だ。今回のレースでは『30kmまでは自重をする』」を座右の銘にしていた。だから走りながらでも、もう一人の自分に訊ねる「今のペースはオーバーじゃないか?自重するんだよ……」とつぶやく。7km過ぎには大きく右にカーブして一ツ葉有料道路に入って行く。走路も広がり走りやすくなる。ペースも上がる。㌔4分40秒を刻んだ区間もあった。

【10-15km:25分22秒】
料金所を越えて大淀川を渡る。一宮交差点付近の住宅地の細い道も軽快に走り続ける。心の中では、今のペースが速いのかどうか自分に問いかけるが、答えは「まだ余力あり。今のペースでも無理はしてないよ」と返事である。ボクの周りには、ある程度の走力を知っている選手もいる。その比較で自分の相対的な位置を確認していく。

【15-20km:25分56秒】
少しペースは落ちたが、まだまだ元気である。折り返してくる先頭のランナー、先頭集団を横目で見ながら走り続ける。同じ職場のFさんは快調に飛ばしている。そのあとのA君も好位置だ。A君とは三瀬マラソンで20分の実力差であったから、今回も同じ差がついているなあ……。そんなことを思い巡らす。

【20-25km:26分26秒】
気になるのは、1km毎のラップ変動が大きくなってきたこと。㌔5分30秒もかかる区間が出てきた。これからも何とか27分台で最後まで維持していきたい気持ちが高まる。幸い選手の流れには乗っている。まだまだ頑張れると思う。すこしフォームを変えて気分転換を図る。無意識からフォームが流れないようにキックを効かせたピッチを意識する。

【25-30km:26分49秒】
一の宮の住宅街の中で後方から声をかけられる。振り返ると職場のSさんである。もうバテテいるみたいだ。わからないうちに抜いたみたい。
「まだ元気がいいみたいだね」
後を振り返りながら答える
「これから12kmが勝負。これから頑張るためにマラソンに参加したのだからね」
頑張ることを口に出すほどに疲労がたまってきた。でもまだ、26分台を維持して30km地点の大淀川をわたる。

【30-35km:28分53秒】
とうとう、前区間より2分もタイムが落ちた。このペースになると抜かれ始める。往路と比べて復路に入ると。同じ1kmでも2倍以上の距離に感じ始める。なんとかペースを上げようとフォームを変えてみるが、なかなか上がらない。何とか㌔5分半の維持に努めるが、1km毎に確認する時計は空しくも6分近くかかってくる。

【35-40km:30分28秒】
35km過ぎには国道220号線に戻る。前方を注視して1km毎のプラカードを選手の隙間から覗き込むが、なかなか見えてこない。交通標識を間違う時もある。時計をみるとラップ6分まであと少しである。前方に見えた距離表示プラカードの場所まで競走である。刻んだラップは6分を少し越えている。つまり5km30分を越えてきた。今回も最後までペースを維持できなかったことが悔やまれる。ここまで来ると周りのランナーのことには無関心になる。遠くに見えるサンマリンスタジアムが陽炎みたいに見える。そしてだんだんと近づいてくる。

【40-42.195km:13分07秒】
国道220号線から左にカーブの下り坂……やっと運動公園に戻ってきた。しかし、ゴールが第一競技場から第三競技場に代わっている。公園内では約400mは長く走らないといけない。更に競技場内も第2コーナーから入場だから気分的にも長い。本当にきつかった。ラストの1kmは久しぶりの苦しさであったが、何とか昨年の記録だけは破ろうとラストはスパートらしきものもする。そしてやっとゴールへ……。3時間48分16秒、なんとか昨年よりは30秒早くゴールできた。
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ゴール後、わがマイカーは魔の41km地点の駐車場に置いていた。着替えをしながら後続のランナーの通過を眺める。本当は応援しなければいけないのだが、あまり声もでない。ばててしまった。

でも済んだことは気持ちを切り替える。メンバー4人とホテルに戻りシャワーを浴びた後は、ちょと休憩昼寝とする。夕方より再び橘通りに繰り出し打ち上げだ。楽しく過ごせた2泊3日に感謝である。
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今は、脚の疲労もとれて元気、元気である。ただ脚は回復したが、レース中に切れた乳首に少し痛みが残っている。昔は乳首に絆創膏を貼って摺れ防止を図っていたが、今回は無防備であった。マラソンランナーにしかわからない痛みが、激闘の勲章だ!
                                             (完)

by hyocori-hyoutan | 2007-12-13 10:34 | ランニング大会奮闘記