ひょっこりひょうたんの日誌

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ジュンク堂に寄った時に積み上がられていた新書の中に「間抜けの構造」があった。ついピラピラとめくる。開いたページが映画の因数分解のページであった。映画監督としての北野武さんは、映画編集の際には不要なシーンはカットしまくる。間延びしないように、できるだけ観客の推理を働かせるようにしている。簡単にいえば、3人(3回)の殺人シーンがあれば、全部を撮るのではなく1回だけ見せて、あとの2回は死んだ顔だけ見せれば3人が殺されたとわかる。そのような撮り方が映画編集の「因数分解」である。
XA+XB+XC=X(A+B+C)となる訳だ。
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その他にも「間」の問題をいっぱい取り上げる。「間」は音読で「ま」、訓読で「あいだ」と読む。誰でも知っていること。そして「間抜け」を「あいだぬけ」と発音せずに一瞬のうちに「まぬけ」と読んで、意味は「あいだが抜ける」ことをさす。これは直訳で、意訳は「人と人とはコミュニケーションを図る上で、お互いを理解し合える微妙な間(何と訳すべきか…)が欠落している。今で言う「空気を読めない」ことを指す。日本人が日本人である証明は「間」が理解できるか、「間」の大切さを認識しているかどうかという。

漫才ではツッコミとボケ。これ掛け合いには「間」が必要である。間が狂うと結果は見えてくる。白けである。落語でも独特の「間」がある。「間」を観客の人と楽しみながら進めていく。スポーツの世界でも「間」はある。相撲の立会いは間を合わせる。野球のピッチャーとバッターは間を外すこと駆け引きだ。これらは、全て時間の間かもしれない。

ビートたけしは、更に空間の間についても言う。そして、人生の「間」はどんな影響を与えるのか、ビートたけしの実体験に基づいて更に深い意見が展開される。

これから先はボクの考えであるが、日本人は一般的に「間」で隠れた感情の表現ができる。だから静かに議論を出来、感情を表に出さずとも阿吽の呼吸で理解し合える。それに比べて、日本人以外、あるいは日本語以外は「間」があまりない。とすれば、「間」の代替手段として、ボディランゲージ、言葉の強さ、言葉の激しさで感情を伝える必要があるのかな。逆に日本人の曖昧さ、外国人にわかりづらい行動は、この「間」の影響かもしれない。

ともかく外国人にとって日本語は難しいが、その意味する「間」まで理解するのは本当に難しいこと。その難しい日本語を操る日本人は、日頃から一種の脳トレをしているとも言える。言葉は文化であることを、この本を読んで再認識した。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-26 23:01 | 読書
三菱デリカD:5に乗って4年半が経過した。年末であり、その営業所の担当者から手紙が届いていた。「無料点検」のご案内であった。そろそろバッテーリーの交換時期であり「無料」の言葉につられて営業所に出かけた。10項目の無料点検だ。もちろんその中にバッテーリーの点検も含まれていた。待つこと1時間15分で点検終了、エンジンオイルの入れ替えもあわせて行う。

肝心のバッテリーの状態も尋ねる。4年半で6万kmも走っているので心配だ。でも担当者が言うのは「まだ大丈夫ですね。良く乗られているから、バッテーリーの寿命もいいみたいですよ」

これで正月前の臨時出費も防ぐことができた。本当にこの車は故障が少なく丈夫で逞しいものだ。少しは、来春の退職時に車の買い替えも考えていたが、この調子では、まだまだ今の車で15万kmまでは大丈夫かな…。そうなると、自分自身の寿命とも相談しなければいけないなあ。どっちが先にポンコツになるかなんてね。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-25 19:06 | デリカD5
職場旅行中の嬉野温泉の露天風呂でコンタクトレンズを落としてしまった。酒を飲んで露天風呂に入っていたので、いつ落としたか覚えていない。どうもよく見えないから目をこすっていたのだが、単に眼球の中で動いていると思った。風呂から上がって、鏡をじっと見つめて眼球の中を探しまわるけど見つからない。やっぱし紛失か…。コンタクトレンズ歴は高校生の16歳の時からでもう43年間にもなる。その間にはいろんなことがあった。紛失した回数なんか数えきれない。とりあえず、残りの旅行は片眼で過ごす。

旅行から戻り天神に出かける。コンタクトレンズの製作は2年ぶりだ。その時は「安く済まそう」という思いで大手のフラワーコンタクトに初めて行った。しかし散々であった。検眼技術が悪すぎるし応対がイマイチであった。ボクは右と左が極端に度がちがう。視力の良い方の右目でも0.1はなく。左目は0.0・…の世界だ。その結果、右は1.0、左は0.7でしか矯正できないと言われ仕方なく、それに同意したもんだ。

だから今回はもともとの行きつけの武田コンタクトに出かけた。やっぱし武田コンタクトは親切だ。応対がいい。検眼も丁寧だ。視力矯正も1.2近くはできた。やはり「安物買いの銭失い」ではダメだね。気持ちが良かったので、倍の値段はするが遠近両用のコンタクトレンズに挑戦することにした。今は、コンタクトレンズ常用で読書時などは老眼鏡を使用するという煩わしさである。これが一気に解決するならば万々歳である。遠近両用コンタクトの出来上がりは、来年の1月上旬の予定だ。楽しみだ。

そして気持ちの良さに釣られて、エレベーターで降りた1階のメガネ売り場で近眼レンズも物色した。今の緊急時使用の近眼メガネも2年くらい前と5年くらい前に作ったもの。少し古くなった。といっても、もともと0.7と0.1くらいしか矯正をしていない。それくらいしか矯正できないのだ。右左の近眼度数が大きく違うので網膜上にできる像の大きさに違いがあり、両目1.2にしたら目が疲れるとのことであった。

そのため、車の運転も怖くて出来ないでいたので、今以上の近眼の矯正ができたら購入するという条件をつけて検眼をお願いした。すると数段良くなる矯正をしてくれた。チタンの形状記憶のフレームを選んでも2万5千円で購入できる。コンタクトの遠近両用を買った勢いでこれも買ってしまった。この出来上がりは、あと4,5日で出来上がり。これも楽しみだ。でも、歳をとるといろんな失費が重なるものだ。仕方なし…。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-25 18:28 | 生活の知恵と愚痴
KBCシネマに映画を見に行った。「みんなで一緒に暮らせたら」というフランス映画で主演はジェーン・フォンダだ。ネットで調べたら1937年生まれだから御年75歳になっている。若い時はチャーミングな女優で当時高校生だったボクのお気に入りの女優だった。その後、ベトナム反戦運動に身を投じて戦う女優としてのイメージもある。映画はフランス映画、久しぶりのフランス映画だ。ハリウッド映画と全く作り方が違う。小さなエピソードを積み重ねて作品の背景や一人ひとりの役者の性格などを浮き彫りにしていく。結構考えて見なきゃいけない。ハりウッドが映像でストーリーを作るならば、フランス映画は言葉でストーリーを作っていく感じだ。
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話は年老いた夫婦2組と一人暮らしの老人の物語。楽しく食事などを楽しんでいるが、歳とともに体の自由が効かず子どもから施設に入れられた。それに反発をして5人で一緒に暮らし始める。でも仲がいいことと一緒に暮らして楽しいことは別…。いろんな出来事が起きて共同生活のトラブルも増える。でもお互いに自重しカバーしながら生き続ける。楽しくもあり悲しくもあるエピソードが繰り広げられる。そして待ち構える死、それを乗り切っても生き続けなければならない。愛すべきは、お互いに理解できる友人である。悲しいテーマであるが、生きること、歳をとることを避けずに生きることに勇気を与えてくれる映画であった。また、フランスでの老人セックスの捉え方がオープンなのは閉鎖的な日本と違う感じがした。日常生活の中にセックスを捉え特別視しない。自由な生き方のフランス、結婚と同棲が半々、非嫡出子であっても社会保障が充実していることも関係あるのかな…。
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それにしても、若い時のジェーン・フォンダはチャーミングだ。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-18 22:29 | movie
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福岡国際マラソンの応援、声援に行ってきた。まずは平和台陸上競技場でスタートを観戦する。天気は雨も予想されたが曇り空でそんなに寒くない。絶好のマラソン日和だ。ここにいるのは150人くらいかな。でも同時刻に大濠公園では600人近いランナー(2時間42分以内の持ちタイムランナー)がスタートをしている。先頭を切るのはペースメーカーのS&B食品の上野選手、思ったより長身だ。後で選手名簿を見ると181cmみたいだ。背の高いはずだ。
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選手が陸上競技場を出ていくと、すぐに六本松に移動する。16.5km地点だ。まだまだ大集団でやってきた。とりあえず連写でカメラに収める。すると大集団の中に川内選手がうまく写っていた。トップ集団のあとは数人づつやってくる。全部で60人くらいが通過すると、そのあとは多く離れている。時間にして2分程度かな…その時間が長いこと。2時間20分以内のランナーと、それなりのペースを守っているランナー集団との差であろうか…。最後の選手が通過するまで応援を続ける。
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そのあとは40.3km地点に移動だ。少年科学文化会館のそばだ。やってきた。途中、ラジオで経過は聞いていたので分かっていたが、JFEスチールのジョセフ・ギタウ選手が軽快な足取りで通過していく。距離にして400mくらい遅れて来たのが旭化成の堀端選手(あいにく写真は撮れず)、そのあとはポーランドのゾフト選手、そして日本人ランナーが続く。藤原、黒木、川内選手と続く。
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最後のラスト2kmのあえぐ選手の頑張りが印象的だ。トップ近くの選手、2時間30分、40分の選手…みんなめちゃくちゃ速い。でも最後はあえいでいる。市民ランナーは更に3時間、4時間もあえぐ、どっちが大変だろうか、精神的にも肉体的にも苦しいのは市民ランナーも負けていないと思った。
by hyocori-hyoutan | 2012-12-03 23:10 | スポーツに一言

マラソン雑学は一流、記録は二流、そしてランニングフォームは自己流の三流、しかし、マラソンと人生を結びつける哲学は特級です。飲む時は年を忘れて、酒なら何でも来い!飲んだ分だけ走らゃいいと思っています。


by hyocori-hyoutan