やって来ました防府の街に…2年ぶりの防府読売マラソンの参加である。ipadを購入したので、現地からはブログアップしていたが、レース後はブログでは消息不明で一週間が経過しようとしている。案の定、30km手前で歩いているところを収容バスに追い越されてしまい、止む無くというよりホットしてバスに乗り込んだ。まあ、レース記だけは記録に残しておこう!
防府の朝は寒いながら気持ちのよい朝を迎えた。レースは昼からであり朝起きて3kmほどジョグをする。なんとなく良さそうな気持ちである。ホテルの朝のブッフェも控えめに食べる。朝からの食べ過ぎ、飲みすぎ(ポカリなど)はレースに悪影響を与える。陸上競技場には必要なものだけをバッグに詰め込み身軽にしてホテル出発だ。大きな荷物はホテルに預けておく。防府駅からシャトルバスに乗り込む。陸上競技場まで300円の乗車代だ。
陸上競技場のゲートを見るとすがすがしい気持ちになる。隣の防府市体育館が着替え場所、荷物保管場所だ。2000人もの参加者であるが、貴重品だけは別袋で預かってくれるの参加者に優しい。15分前には、ランパンで陸上競技場に向かう。約2000人の参加だが、列の長さは100mくらいだ。スタートは12時02分、一斉に飛び出す。元気あふれるスタートはいつものこと。
【0-5km】26'02"‥スタートラインまで40秒ほどかかったので、実質25'20"程度の入りである。カカトから着地の最近のフォームをキチンと守って走る。集団の中にもまれながらも気持ちのいい走りである。
【5-10km】25'12"‥まだまだ元気である。1km毎に距離表示があるが、ほぼ予想した時間に距離表示プラカードが現れる。走りの感覚と実際のタイムが一致している。この状態はまだ元気な証である。
【10-15km】26'14"‥約1分ペースが落ちた。自分でも感じることができたが、問題はこの状態をどこまで維持できるかだ。
【15-20km】26'31"‥19km地点で元の陸上競技場に戻ってくる。これからが本当に戦いになる。自分でも走り始める前からわかっていたこと。ただ、少しはキツクなる。カーブを走るたびに、足の疲れを感じ始める。
【20-25km】28'10"‥21km過ぎに少しの上りがあった。この上りで集団で抜かれ始める。明らかなペースダウンだ。何とか踏ん張ることが大切と思い、手を下げてリラックスに努める。スタミナ切れではない、明らかに足にきている。
【25-30km】??‥もう時計を見なくなった。そのころに先頭の選手と対面する。ちょうどモンゴルの選手が川内選手を引き離すところであった。我を忘れて応援をする。そして我に戻る。いつの間にか走りの間に歩きを取り入れている。もうギブアップである。幸いなことにこのレースは関門がゴールで4時間、途中の関門もそれに合わせている。ボクのレベルではちょっと歩いていると関門に引っかかる。案の定、収容バスに追いつかれてレース終了である。バスの中では毛布が与えられた。この毛布がありがたかった。震える体を優しく包み込む。
防府市体育館に着いたらちょうど表彰式が行われていた。途中リタイアだからこそ表彰式を見ることができた。川内選手は2位、タイムは2時間12分台で後半のハーフの方が早かったとのこと。立派なものだ。
ボクの完走できなかった原因はなんだろうか。年令?、走り込み不足?、気持ちの弱さ?‥そのすべてであろう。今度は早い時期に4時間12分くらい(キロ6分ペース)で無理のないレースをして自信を復活させよう。いつものようにレースに失敗してもショックがないのが取り柄であるが、今回ほどの20km過ぎでの急激な落ち込みは初めて‥残念無念。