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さわやか春風に 足は快調でも 最後はよろよろ

もう阿蘇100kmまで2ヶ月あまりだ。そろそろ昨年のリベンジに備えて特訓をしなければならない。せっかくの日曜日で特に予定もないのなら、走りこみをしなければならない。ルネサンスに車を置いて、午前11時に走り出した。思ったより日差しも強く気温も上昇気味だ。最高気温24度との予報も出ている。でも風が冷たいので気持ちよく走れる。

【ルネ~雁ノ巣:33'00"】海中大橋では、中学生の野球部の集団と一緒になって走る。子供たちのバネのある走りは真似ができない。こっちはベタ足走法と根性でカバーするしかない。でもその中学生のおかげで、気持ちは楽に雁ノ巣まで到着した。

【雁ノ巣~ホテル:24'40】キロ5分45秒ペースで無理のない走法、ペースを維持する。今日は車イスランナーの練習日みたいだ。8台程度の車イスと伴走のロードレーサーが走り抜ける。こっちはぶつからないように歩道の端をイーブンで走る。

【ホテル~志賀島:35'50"】横目で海の中道海浜公園の観覧車を見る。その下には大勢のランナーが走っていた。今日は海浜公園内で「さわやか春風マラソン」が開催されていた。総勢2000人が参加しているのだからすごい大集団だ。こっちは、その横の一般道を夫婦二人で走っているのも何か面白い。そして、1時間33分30秒で志賀島入口に到着した。日差し、気温上昇が後半にどう影響するかな‥。

【志賀島~ホテル:34'40"】さすがに後半はペースダウンをする感じ。そしていつものように、何故だかオクさんのペースについていけなくなり遅れ始める。遅れては追いつき、また繰り返す。でも今日は頑張った。ホテル近くでは、ボクの方がペースを作り前に出る。そして、往路よりいいタイムでホテルにたどり着いたのは驚きである。

【ホテル~雁ノ巣:24'30"】この区間も前半と同じペースをどうにか維持できた。前に出て走る。ペース6分を維持してる。何とかこのまま走り切りたい。雁ノ巣レクセンターに着いた。着いてすぐに放送が流れ火事が発生したとのこと。そのうち消防車が次々と到着する、レクセンター内の空き地の枯れ草に火がついたらしい。空にはもうもうと煙が盛り上がる。でも、こっちがいる売店までは火が来ない。穏やかな売店である。ここに着くとやはりアイスクリームが食べたくなる。ここの売店は日曜日に売りが集中するので保存温度が低い。過去の経験ではモナカはカチカチだった。だから今日はカキ氷の「白熊」を食べる。これ正解だった。氷だから凍結して当たり前、ここまで25kmを走ったくたびれた体に、氷の冷たさがしみわたる。

【雁ノ巣~ルネ:38'00"】もうくたびれた‥‥。暑さに負けた。前日、前々日の18km、13kmのトレッドミル走の疲れが残っていたかもしれない。そんな時に「もう歩いてルネ」まで戻ろう!」「いいよ、じゃ歩いていこう。速歩も阿蘇100kmの練習になるからね」‥‥そんな会話をして歩いていくつもりだった。
でもスタートした瞬間にオクさんは、「ゆっくり、走っていこうか‥」と言う。不意打ちでこっちは、「いいよ」と答えるだけだ。一度歩く気持ちになったので気持ちを立て直すのは難しい。急にジョッグ走になってしまう。オクさんは、さっさと進んでいく。本当にくたびれた。復路1時間37分20秒、合計で3時間10分50秒(休憩の30分程度は別)

ルネサンスに着くと午後2時50分になっていた。2時40分からの「ヨガ」レッスンに出るつもりで走り始めたが、結局出ることができなくなった。雁ノ巣レクセンターでの大休憩や途中のペースダウンが痛かった。ルネサンスでは、ただの風呂とシャワーになったが、くたびれた体を大浴槽に沈め、冷たいシャワーを浴びるのは究極の贅沢だ。すっきりした気分でルネサンスから駐車場にでると、さわやかな風が体に吹き付ける。桜からツツジに、季節は一年で最高のときに入ってきた。
by hyocori-hyoutan | 2009-04-12 21:33 | 日々ランの雑感