ひょっこりひょうたんの日誌

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走り走り 空っ風にも負けない 東京の夜

東京には子どももいる。せっかく東京に来たからには顔も見せなきゃ…。ちょっと東京から遠い…、池袋から西武池袋線に乗って所沢から更に奥に行く…とある街に到着だ。群馬の空っ風に近いところだ。また特に風が強い日だった。遊び歩いて家に戻ったのは、午後6時半過ぎである。夕食前のランを企画していたが、あまりの寒さと風の強さに音を上げて、中止と心に決めていた。

しかし。娘婿のM君は、「2日間も走っていないので、ちょっと走ってきます!」と言い始めた。じゃ、受けて立つしかない。

「ボクも走る。一緒に連れてって…。すぐに着替える!」ということになり、暗い中を走り始める。福岡と比べれば東京は1時間近くも日没は早い。すっかり暗い中である。右も左もわからないから一生懸命について走る。若者と年配ランナーの違いは走り始めが顕著である。トップスピードで走り始めるM君、こっちはゆっくりアップでないと走れない。十分な暖気運転なしの走りはキツイ。それでも何とか離れずに走る。1kmほどで、近所の公園に到着だ。公園といっても一周1600mもある公園だ。

「ここを5周します!」
「いいよ!」

短い会話の後に走り始める。キロ5分ほどのペースだ。M君は日頃からサッカーが自慢のスポーツマンだ。公園のコースもアウト側の走路を選んで走ってくれる。だからこっちにはインコースを走ることが出来る。それでも、M君は余裕があるみたい。決して明るいとは言えない公園の遊歩道である。だからついて走らなきゃいけない。突風が吹き荒れるが必死の気持ちで走る。やっと3周目で汗がにじんでくる。周回コースも熟知してきた。もう自分で走れるし、先の行ってもらおうと思った瞬間にM君から声がした。

「ペースを少し上げてもいいですか?」
「コースもわかったし上げていいよ。ボクは目一杯だから先に走っていいよ!」

すると、M君はスーとペースを上げていく。5m、10mと差がつく。そして20m以上の差になると暗闇の中に消えていった。こっちも気が楽になった。ちょっとペースを落とすと楽に走れた。この寒さでは公園を走る人もいない。自分の世界に入ってくる。5周目のラストになってきた。するとM君の姿が見えた。5周後完了に200mダッシュ1本目の最中だった。さすがに速い。見えたもののダッシュだから、あっという間にまた消えていく。

終わってみると気持ちも良くなっていた。公園を出て1kmの帰路は心地よいものだった。家の前に着いてもM君は筋トレ…。ボクはすぐに家の風呂へ進む。体は温まったが手のひらは寒さのために冷たいままだ。風呂上がりは近所の居酒屋で楽しい夕食だ。ボクとオクさん、娘と婿さんのM君…4人での宴会は予定をオーバーして夜遅くまで続く。M君と二人で焼酎ボトル(もちろん、一升瓶じゃなく4合瓶)を一本空けてしまう。楽しいランの話など話題には事欠かない。こんな飲み会が出来るのも楽しいものだ。

居酒屋を出ると、寒いはずなのに体も心も温まったままになっていた。
by hyocori-hyoutan | 2010-02-11 22:39 | 東京遠征

マラソン雑学は一流、記録は二流、そしてランニングフォームは自己流の三流、しかし、マラソンと人生を結びつける哲学は特級です。飲む時は年を忘れて、酒なら何でも来い!飲んだ分だけ走らゃいいと思っています。


by hyocori-hyoutan