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ハートロッカー 緊張の連続 戦争の虚しさを伝える

ロッカー第82回アカデミー賞の作品賞、監督賞を受賞した「ハートロッカー」を見てきた。アカデミー賞を受賞しないと見なかった映画かもしれない。イラク戦争の従事するアメリカ軍の爆発処理班に業務を淡々と描いていく。2時間ちょっとの映画だが、緊張感の連続で退屈することは全くなし。
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イラク戦争の意義は問わないが、戦争の中に身を投じることによって人間の生き様がより過激になっていく。魔物のように刺激を求めていく。そうなることへの虚しさを描くことによって、人間の弱さも表現していく。また、戦争に巻き込まれて困るのは子どもや一般市民であることも描く。
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アカデミー賞の本命と思われた"avatar"ではなく社会派の"The hurt Locker"が選ばれたのは、興行成績だけでなく映画の持っているメッセージ性が重視されたのかな。それにしても、ドキュメンタリー映画みたいな手法で実写を交えたようなこの映画は社会性があっても面白いものだった。ストーリーに、映像展開に無駄のない映画であった。このような映画は、戦争に直接加担をしていない日本では作れないだろう。
by hyocori-hyoutan | 2010-03-13 21:47 | movie