人間ドッグ 口からお尻から 検査は続く
2012年 11月 21日あとは、胸レントゲン、エコー検査などの通り一遍の検査が続く。10時ころには、待合室は満杯となる。昔と比べるドッグ受診者は飛躍的に伸びていることを実感する。待合室で次の検査を待っていると、同年輩の夫婦の人と話す機会を得る。そのドッグ受診者の方は、カナダのバンクーバーからやってきたという。日本でドッグを受けるために…。もちろん日本人でカナダに夫婦で永住している方である。
カナダの病院の治療はできるが、予防的な検診制度はほとんどないし、各病院を回って受診しなければならない。手間もかかるし費用も相当なものである。だから里帰りを兼ねて日本で人間ドッグを受診に来たとのこと。昨日からドッグ検査(もちろん、ドッグ検査の最先端のペット検査受診)を受けて、昨晩はホテルオークラデの宿泊だったらしい。(羨ましい限りだ)検査後は日本を観光して2週間後くらいにバンクーバーに戻るとのこと。
それと比べる必要はないが、こっちはこれから人生で…年一回くらいはパックの海外旅行に行く事を目標にしよう。人の人生と比べる必要がないが、ちょっと比較してしまうのは仕方なし。
ドッグは続く。やっとメーンイベントの胃と大腸の内視鏡検査準備に入る。朝から絶食、昨日から消化にいいものを摂取するように準備をして、最終的には2リットルの食塩水みたいなものを2時間かけて飲み干して胃&大腸を綺麗にする。もちろん出すものは出して透明の便になるまでのトイレ通いだ。
でも、この検査は好きだ。ベットに横たわり横向きに寝て口に管パイプみたいなものをくわえさせられる…そこまでは意識があるのだが、そこから先は麻酔が効いて全く記憶なし。深い眠りに落ちていく。気がつけば、口からお尻からの内視鏡検査を終えて、隣室のソファーに横たわっている。その記憶を失っていたという感覚、目を覚ました虚ろな気分が非日常的な出来事であり、何となく好きだ。
全ての検査を終えて、病院着から自分の普段着に着替える。待合室には、クッキーや煎餅、チョコが置いてある。検査を終了した人には自由に食べて良い。今日はじめての食事である。コーヒーにお菓子、好きなモノばかりである。次から次に口に運び空腹感を満たしていく。
最後に医者との問診である。正式な検査報告書は後日であるが、おおまかな検査結果は教えてもらう。脳異状なし、胃、大腸ともに綺麗で問題なし。肝機能…お酒の飲み過ぎに気をつけなさい。数値が高くなっているよ。血糖値、血圧正常。目は白内障の傾向もあるので一度眼科受診を勧める。心臓は定期検査を継続するように。そして体重はほぼ標準値であり、このまま体重を増やさないように。
以上が、ボクの体の現状でした。
by hyocori-hyoutan
| 2012-11-21 22:43
| 健康化大作戦