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三角・天草 寒くても晴れ 民宿で遊ぶ

熊本で用事があったついでに三角、天草まで足を延ばして遊んできた。三角西港で観光をしていく。
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上の写真は浦島屋という屋号の旅館だ。明治26年の7月、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、長崎から熊本に戻る際に帰途に立ち寄ったところ。「夏の日の夢」と題した紀行文の舞台となった。平成5年、設計図を元に復元されたもの。
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この上の写真も明治35年頃に建てられた高田回漕店で、その中に自由に入れた。2階は10畳間が5部屋ほどあった。回漕店とは船や荷馬車を持ち、内外の貨物等を扱う運送会社または商社のこと。昔の商売が盛んだった頃が十分に伝わる。
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この三角西港の特徴は、山を切り開いて海を埋め立て、近代的な港湾と都市を同時に建設したこと。
設計はオランダ人工師ムルドル氏。工事に従事したのは天草の石工集団であると言われている。
当時は石積みによる築港が多かったが、全長約756メートルの埠頭は他港と比べても圧巻であった。
三角町史によれば延べ13万人の石工が従事したと記されている。
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そして泊まった宿は、民宿「秀丸荘」である。部屋から眺める有明海、対岸には島原半島の山々がつながっている。民宿だと料理が美味くて、部屋がこぎれい出れば上々である。秀丸荘は、その期待に沿った宿であった。
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翌日は三角半島の南側を走り宇城市に出る。この道の駅は最高に良かった。海の幸、山の幸、それにパンや弁当も美味しそうだった。豚汁の試食もあった。また新しいルートを開拓した感じだ。終わり。
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by hyocori-hyoutan | 2015-02-01 22:31 | 家族