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マラソン解説 ひとそれぞれ 個性あり

マラソン解説……単に解説するだけでなく、その人の生き方が感じられるもの。

昔、九州一周駅伝で活躍された故高橋進さん(八幡製鉄、元日本武道大学教授?、君原選手のコーチ)は、福岡国際マラソンの解説の常連であった。緻密なデーターに基づき、科学的分析をもとに解説をされた。生涯にわたってマラソンが大好きで、小生が別府大分マラソンに出場していた20年前に、朝の別府湾沿いの公園の中をゆっくりとジョギングされていた。当時70歳くらいでしたかね……。

増田明美さん、日本の女子マラソンを語る上では、欠かせない人ですね。高校時代の機械的な走りながら、次々と日本記録を塗り替えていった。でも創生期の人間には苦悩もつきもの……大阪女子マラソンでのプレッシャーからの衝撃的な棄権、そして、引退レースとして同じ大阪女子マラソンでの沿道での心ないファンの一言での傷つきと開き直り……。そんなイメージとは違い本人は素晴らしい!自分自身が心無い批判に傷ついたことを糧に、新しい解説者の道を築いていった。

キーワードは……
「どんな選手にも家族や支えている人がいる。そんな人が自分の解説で苦しまないように、選手の家族に喜んでもらえるような解説をしよう!」
増田さんの解説には選手への優しさが感じられる。そして今回、世界陸上で感じたことは、事前取材の緻密さ、本当によく細かな取材をしていると感心した。

もう一方の瀬古さん、努力はすごいのでしょうが、やはり天才なのでしょうかね。感性的なコメントが多かったですね。「尾方は優勝を狙わなかった3位、高岡は優勝を狙いに行った4位、その差ですよ……」 常にベストな選択をレース中もしているはず、結果だけで選手の作戦をコメントするのはかわいそうかも……。まずは称えることを第一に!

最近、宗茂さんの解説が減っているのが残念!豊富な実践に基づく解説は辛口の中にも温かさがあった気がする。いつか、また風が吹く時もくるかな……。
by hyocori-hyoutan | 2005-08-15 13:28 | ランニングと人生