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シティマラソンこぼれ話7

失敗のベスト(ワースト)3を挙げようとすると、下記の3つかな……

①計時・表彰ミス
福岡ドームに移って一年目だったかな……。女子のハーフの上位入賞者の計時着順ミスがあった。それをきちんと把握して落ち着いて対応すればよかったものを、表彰式に間に合わそうとして、慌て間違いを是正したつもりで表彰台に選手を上げたが、それも間違っていた。そして、そのまま新聞社に成績発表してしまった。悪いことは重なるもの、新聞社からの問い合わせに対して、中途半端な対応してしまったため、新聞社の社会面に対応の悪さの記事を書かれてしまった。物事で慌てて行動を起こしていいことはないですね。幸い、表彰ミスに巻き込まれた人がいい人だったことが救いでしたかね。

②コース誘導ミス
これも、福岡ドームに移って3年目くらいでしたかね。10kmのコース設定に苦労して、どうしても福岡ドームの周回コース部分に200mくらいの一部折り返しを取り入れなければならなかった。そのことを、競技役員やボランティアにきちんと伝えたつもりであったが、うまくいかなかった。その場に居た役員の皆さんは、トップの選手がそのまま福岡ドームに入っていくのを呆然と見ておくだけであった。福岡ドーム内にいた小生は、トップ選手のあまりにも早いゴールに、コース短縮を直感した。でももう遅い!まあ、全員がコース短縮になったから大きな混乱にならなかったのは不幸中の幸いであったかな。でも、これが5km、10km、ハーフの3種目を運営することの困難さにつながり、翌年からの10kmの部の中止の一因になったかな。もう一つ、本当に信用できるのは一つのイベントでもせいぜい5,6人のスタッフである。その一人でも現場に配置していれば、このようなミスは防げたはずである。

③スタート時間割り振りミス
5kmの部には車イスと一般の部がある。一般的に車イスのほうがスピードが出て先にゴールできるので、一般の部の3分前にスタートさせる。単純な折り返しコースであれば、それでいいのだが、福岡ドームの周回道路を2周近くさせる周回コースの場合は、コース設定が難しい。2周目の車イスランナーが1周目の一般ランナーの集団の後方に突っ込む可能性もある。最悪の事態を想定して、道路の中央にセフティーコーンを置いて、車イスと一般ランナーを分けるつもりでいた。でも、車イスのランナーが予定より早いと、事態は最悪……。当時、車イスランナーのトップびきをしていた小生は、先に一般ランナーの集団に突っ込み、車イスのトップのために道を空けるように大声で叫ぶ。しかし、うまくはいかない、車イスランナーはコースからはずれ、側道を通り抜けてやっとゴールすることが出来た。車イスのトップクラスが参加しないのは、5kmという距離の短さとコースの難しさが原因でしょう。でも、車イスランナーを福岡の市街地で紹介した先見性は評価されてもいいと思うよ。
by hyocori-hyoutan | 2005-09-19 11:24 | シティマラソン福岡こぼれ話