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父の命日 34回目 平穏な暮らしに感謝かな

今日3/2は父親の祥月命日である。仕事もたまたま年休をとっていたので、墓詣りに行った。お寺は、同じ東区の馬出にあるので、行くということは大変ではないが、祥月命日のその日に行くことに、何か特別の思いもある。父親は明治生まれである、父親にとって小生は、年老いての子ども、末っ子であり可愛がられた思い出はある。でも19歳の大学1年生の時に死別したので、人生の修羅場で父親に相談をしたという思い出はあまりない。あまりにも早い別れであった。幸い、父親の人生設計がきちんとしていたので、その後の生活に支障をきたすことはなかったが、やはり、今となっては寂しい気もする。今年で34年目の祥月命日である……。

父の命日 34回目 平穏な暮らしに感謝かな_c0070439_15454462.jpgそんな父親であり、自分は姿形は父親に似ていると言われるが、性格は似ているところと似ていないところがある。当たり前だけれども……。

似ていないところは、父親は癇癪もちであり怒ると怖かった。父親は6人兄弟の長男であり明治生まれの威厳があったのかな。対して小生は、怒ることはあまりない、怒っても小噴火であり、こちらから頭を下げることが多い。

似ているところは、人の世話をするのが好きなところかな。父親は田舎の親戚が博多に出てきたときは徹底的にお世話をしていた。だから死後30年以上も経っているのに、親戚の従兄弟(もうみんな60歳を超えている!)の父親に対する尊敬の念は、法事の時などで十分に汲み取れる。対して、小生も人のために尽くすのは好きな方だ、親父ほどではないが……。

でも自分の知っている父親は50歳台の父親にしか過ぎない、先日父親の弟さんも他界してしまった。もう若い頃の父親のことを知る人はいなくなった。寂しいし、もっともっと聞きたいことがあった気がする。自分も50歳を超え、いろんな判断をしなければいけない時に、親父だったらどんな判断をするのか知りたくなる時もある。

このブログで父親のことを書くのも、父親の命日を迎えての心ばかりのお礼の気持ちかな…と思って許してください。仏壇へは、お団子やおはぎ、お花が供えてあります。自分じゃしてなくて祀ってくれている妻にも感謝ですね。
by hyocori-hyoutan | 2006-03-02 23:32 | 家族