ひょっこりひょうたんの日誌

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靖国って きちんと経緯を知っての 発言者は何人?

今年の6月下旬、サロマの帰路、東京に立ち寄った。息子の顔を見て時間が余ったので、靖国神社にも行った。6月の時点で小泉さんの参拝の是非について議論が高まっていたので、一度は行ってみようと思い靖国神社に出かけた。明治神宮みたいなイメージで行ってみたが、そんなイメージとかけ離れていた。参道は600mほどであったが、狭く感じられ木々も少なかった。思ったほど荘厳なイメージでなかった。御霊祭の直前であったが人は少なく、正直、こんなところだったのかと思った。

靖国問題について、それほど思い込みはないのが本音なので、この大騒ぎの中で自分の考えをまとめることは難しい。賛成の人の意見を聞けばそう思うし、反対の人の意見を聞けば、やはりそう思う。ただ嫌なのは、小泉さんの自己の主張を貫く大局観のなさと、子どもじみた素養のないフレーズの繰り返しかな。

明治維新への忠誠のあった戦死者を祀ることが発端の「靖国神社」は敗戦による戦前の体制崩壊や日本国憲法の発足ともにその使命を終えており、当然なくなってもいいものであった。しかし、戦後の政教分離の名のもとに、神社の一角として残ってしまい、政治的にも扱えなくなった。本来ならば万の神々を祀る神社と政治的色彩の強い「靖国神社」は別のものであるが、神社の名のもとに生きながらえた。そして、徐々に好む好まずにかかわらず政治的意味合いを復活させてきた。

本来なら、戦争によって犠牲になった兵士を弔うことをすればよかったが、敗戦後のショックのために、それをしないために犬死みたいな扱いになって、それを補完する形で「靖国」が復活したのかな。早く、無宗教形式の戦没者慰霊の墓苑等を国が作ればよかったのにと思う。

もちろん、千鳥ヶ淵戦没者墓苑はあり、海外の戦没者、無縁仏の遺骨を祀っているのだが、遺骨よりその魂を祀るところが必要なのだろうか。

A級戦犯の問題は難しくてわからん。

それと、反対している中国と韓国は少し都合がいいのかな……と思う。今の世の中、強く反対すれば、日本の右翼を元気付けさせるだけであり、中国や韓国のためにもならない。まさしく、靖国問題に反対する中国や韓国の国内事情も大きいのでは?国内での抗日教育を続けているからには、その延長線上で常に日本に敵対していなければならない事情もあるのかな……。

そのように複雑な事情があるにもかかわらず、経緯を説明せずに一方的に決断だけを言う小泉流には、国の将来を担う責任者としての行動とは考えられない。毎日新聞では「国の将来に禍根を残す扇動者!」と社説に書いてあり、そこまで大新聞社が言い切ることに事の重大さを感じた。

世論も世論、どこまで小泉さんを支持するのかな?「靖国に行く」ことの世論調査を2回、小泉さんは行ったと新聞に書いてあったが、さすが世論を気にする宰相、ことばの強気は常に採算を考え「世論は我にあり」と決断した上の強気だったのか。
by hyocori-hyoutan | 2006-08-16 21:55 | 世相を斬る

マラソン雑学は一流、記録は二流、そしてランニングフォームは自己流の三流、しかし、マラソンと人生を結びつける哲学は特級です。飲む時は年を忘れて、酒なら何でも来い!飲んだ分だけ走らゃいいと思っています。


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