1ヶ月経つ 海中大橋で 手を合わせ……
2006年 09月 25日今日は、後者の秋であった。久しぶりにルネサンスが休みにもかかわらず、夕暮れランに出かけた。走るメンバーは夫婦の二人である。相棒の手には花束を手に持っている。飲酒運転による幼児3人死亡交通事故から今日でちょうど1ヶ月であり、海中大橋方面に走り始めた。
事故があってから、これまで一度も事故現場の歩道を走っていない。悲惨な事故現場を走ることに躊躇していたし、まだ生々しい風景を見たくない気持ちであった。そして、今日初めて事故現場まで走った。
現場には大きなぬいぐるみ、花、おもちゃ等が供えられていた。花束を添えて手を合わせ冥福を祈る。「もうすこし車がづれて橋の柵に衝突していれば、鉄柱にぶつかり海への落下は防げたかもしれない……」と思う。過去にさかのぼることが出来ない現実にぶつかる。
事故から月日が経ち、周りの人たちも日常生活に戻っていく中で、残された両親は元の日常生活(親子5人の生活)に戻れない悲しさが日々深まっていると思うと、その悲しさ、空しさは我々には及びもつかないものだろう。 合掌
by hyocori-hyoutan
| 2006-09-25 21:50
| ああ無常