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三郡縦走ラン 満足に浸る やれば出来る

強化練習の第2弾だ!三郡縦走にチャレンジをした。しかも自宅から篠栗まではJRを使わずに12kmランニングとした。阿蘇カルデラの22kmラン後の山登りと、同じようなコース状況を作った。結果として、この12kmランは、縦走中にもかなりの負荷を与えた感じがした……。

①自宅~12km~かぶとの森運動公園(篠栗町総合運動公園)……75分
リュックを背負ってのランニングで、ここまで1時間15分かかった。若宮、八田、蒲田、門松経由で、これからの山登りに備えてゆっくりとしたランニングであった。途中、県道から運動公園にはいる交差点(下の写真)のセブンイレブンでペットボトル3本とおにぎり4個を購入する。
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②かぶとの森運動公園~5km~若杉楽園……45分
車道の端をひたすら走って登る。その横をキャンプ場や、奥の院に向かうお遍路さんの車が通り過ぎる。だんだんと急勾配になってくるので、ところどころ歩きを取り入れる。楽園の先からは、九電の業務用道路の急勾配の道に入る。ここからは、ウォーキングオンリーである。
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③若杉楽園~1.5km~若杉山頂……25分
だんだん森の奥深く入って行く。手を一生懸命振り、つま先から着地するほど急坂である。下を向いた額から足元に汗がボトボトと落ちていく。ところどころで休憩して水分を補給する。
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④若杉山頂~1.5km~しょうけ越え……25分
若杉山の山頂は無線中継所基地に占用されており見晴らしはゼロである。水分補給しただけのノンストップで、しょうけ越えを目指して下り坂を駆け下りる。約25分で到着する。ここで、既にペットボトル1本半を飲み干してしまった。この先の長さを考えたら、どう考えても水が足らないので、水分を控えめにして山行を続ける。
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⑤しょうけ越え~2.5km~砥石山……40分
縦走路中の最大の上り区間である。もう上りでは走れない。速歩に切り替える。すると向こうから、リュックを背負ったランニングランナーが1人やってきた。かなりのスピードだ。ボクたちと同じ山岳トレーニングをしている人だ。レベルが違い過ぎるとオクさんと目を合わせる。山道になると時速4kmを下回るスピードになってしまう。そして、やっと砥石山に到着する。
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⑥砥石山~3.4km~三郡山……65分
もう喉はカラカラである。唾液も出ない感じである。水分不足のダメージを考えながら、平坦な道は走り、上り坂は歩くことを繰り返す。そして、大きな段差を乗り越えようとして左脚を上げた途端、左脚大腿部の内側が筋肉ケイレンを起こしてしまう。オクさんは30~50m先に行っていたから、この緊急事態には気づかない。立ち止まること約3分で必死にマッサージやストレッチを繰り返す。奇跡的に回復し追いかけると、300m先で心配そうに立ち止まっていた。あまりに来ないから道を間違ったのかと思っていたという。そうだろう、筋肉ケイレンとは思いもしないことだ。
この砥石~三郡は長い。遠くに見える三郡山山頂のレーダー基地までが果てしなく遠く感じられる。しかし、人間の脚は立派である、歩いていさえすれば目標が見えてくる。レーダー基地まであと少しで到着だ。
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⑦三郡山~2.5km~宝満山……40分
三郡山で残りのペットボトルの半分を飲む。残り半分は宝満山までのお楽しみとしておく。悲しいことです、山登りで水がないということは……。この最後の縦走路の三郡~宝満ルートは気持ちのいい登山道だ。比較的平坦だから、木立の中を走って行く。ところが、ここで2回目のアクシデント発生!今度は右脚の同じ大腿部内側の筋肉ケイレンだ。筋トレをさぼってきたツケが、この場で来た感じである。一瞬「どうしよう?このまま歩けないと大事である。」と不安が押し寄せる。しかし、奇跡は2度起きる。またしても回復し歩き始める。宝満山頂にいくには鎖場があるので断念して、キャンプ場に向かう。鎖場で筋肉ケイレンを起こしたら一大事であるからね。
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⑧宝満山~3.2km~カマト神社……60分
最後は、石階段をひたすら下りていく。これでもか、これでもか……というほどの石階段である。下りが嫌になる。すると軽快そうな女性登山者1名に、この縦走中に初めて抜かれてしまう。でも、もうどうでもいいや。願いはカマト神社裏手の茶店の自販機でコーラーを飲むこと。こんなにも水が欲しくなったのは久しぶりである。二合目からは登山道から車道になる。走り易いので車道をひたすら走って自販機を目指す。下ること1時間で、その念願を果たした。美味かった!そして、カマト神社そばの「都久志の湯」の温泉を目指して徒歩で行く。もう走るのは止めた。ストップウォチも止めたままである。温泉ではサウナ用の水風呂もあった。ひたすら大腿部を冷やしてアイシングである。気持ちのいいこと限りなし。風呂上りは、タクシーに乗らず、大宰府駅までクーリングダウンを兼ねて歩いていく。温泉に浸かった体にあたる風薫る風が気持ちよかった。
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⑨大宰府駅~天神~自宅
西鉄大牟田線で午後6時頃、天神に着く。すごい人出である。そうか「どんたく」が開催中であるのか思い出した。花自動車も通っていたので、カメラのシャッターを押す。子どもの頃の花電車のイメージが強烈なので、花自動車へは感傷的な気持ちにはなれない。そして、当然のごとく、打ち上げで居酒屋へ……。大ジョッキー2杯、あとは好みに応じて焼酎、冷酒、カクテルを一杯づつ飲んでご機嫌になる。そして、「都久志の湯」で体重計に載ると、近年での最軽量値を記録したが、これだけ飲めば、もとの正常値への復帰は間違いないなあ……。
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by hyocori-hyoutan | 2007-05-03 23:55 | 阿蘇カルデラスーパーマラソン