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紅葉の大船 天気も味方 生きる力湧く(その2)

【大船山山頂の紅葉】大船山の頂上で紅葉の景色に見とれていた。紅葉の間には奇妙な岩も目立つ。じっと見ていると何だかイメージが広がる。左の写真はライオンの右を向いてる横顔に見えてくる。真ん中の写真はやはり右を向いている鼻の低い猿の横顔に見えてくる。そして、右の写真は手前の岩は犬のプードル、その奥はウサギが飛んでいる姿に見えてきた。大自然の中にいると想像力が豊かになるみたいだ。
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その擬似動物のように見える岩は、間違いなく大船山の頂上の紅葉の中に存在している。
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【大船山~法華院温泉:1時間25分】頂上に30分近くいると、登山客は減ってきた。山の夕暮れは早い、だから常に行動を早めにするのは登山する人間の常識である。さあ、紅葉も名残惜しいが下山することにする。大船山の下りは急坂のため、上りと同じ時間がかかってしまうが、あとは温泉が待っていると思うと心はウキウキである。着いたぞ!法華院温泉!
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【法華院温泉山荘】着いたのは午後4時……早速、温泉風呂に浸かる。1300mの高原での温泉は風が爽やかと言うより寒い。午後6時からは夕食であり食堂に向かう。山小屋で食べる飯は美味い。周りを見回すと、熟年のハイカーばかりである。山の書籍もかなり揃えてある。この雰囲気がいい。ビールは一本しか飲まないが、十分に満足である。
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部屋に戻ると部屋の前の廊下にはストーブが2台……、赤々と燃えていた。夜の寒さを凌ぐためのものだが、これはあり難かった。夜の5度くらいの冷え込みが予想される。そして部屋の中に入る。テレビも何もないただの部屋である。でもそれがいい。聞こえるのは、小川のせせらぎだけしかない。
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何もすることがないから、もう一度風呂に行く。満天の星と言いたいが、少し雲が出てきた。風呂の外のベランダに出て大船山の上に上がってきた月の写真を撮る。その姿を見ていた温泉風呂の同宿の登山客が言う。
「カメラが趣味ですか。ボクもカメラが趣味で、月の光だけで大船山を彩る紅葉の写真を撮ったこともあります。」
世の中にはすごい人もいる。紅葉の時期に来ている登山客にはカメラマニアも多い。風呂の中でのカメラ談議は,とても面白く盛り上がってしまう。
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【法華院温泉~北千里浜~すがもり越え:45分】翌日は、行きと同じ雨が池コースで長者原に出るつもりでった。一番楽なコースである。しかし、朝食の時に横にいた夫婦の登山客が三俣山に登った話を聞き登山の話で盛り上がった。
すると、オクさんから「帰りは三俣山に登ってみることができるの?」
ボクの答えは「急坂を登らなければいけないし、2時間が倍の4時間くらいかかるよ。」
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結果は、行こう!ということになり、法華院温泉山荘の裏から砂防ダム沿いに急坂を登る。15分ほどで北千里浜に出る。法華院を出た頃は、まだ天気が良かったのだが、だんだんガスが出てきた。でもガスはまだ上方であったから、道に迷いやすい北千里浜はケルンを目印に進むことが出来た。

【すがもり越え】ガレキの急坂を登ってすがもり越えに到着した。気温は10度であった。今から登る三俣山の山頂の方はガスで覆われている。
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【すがもり越え~三俣山往復:1時間20分】この道も急坂だし視界はガスで覆われれて3m先くらいしか見えなくなる。下山してくる登山客に道を間違えていないかどうか、確認しながら登っていく。しかし、途中から下山する登山客も少なくなり心細くなる。風も突風が吹き荒れて体も寒くなってくる。山の天気の急変に驚く。結局、三俣山の本峰南側の岩山で引き返すことにする。後で確認すると、山頂まであと10分足らずであった。とりあえず記念写真だけは撮っておく。
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【すがもり越え~長者原:1時間20分】あとは下山するだけ……。ガレキの石で転ばないよう、足をひねらないように注意して降りていく。三俣山から離れて硫黄山側の道路に渡って下っていく。長者原の近くになっても紅葉の道は続く。足元はよくなるので紅葉の木々に目をやることもできる。充実の紅葉登山であった。

【美ら野での昼食】長者原について、レストハウス2階の温泉で登山の汗を流す。そして牧の戸~瀬の本経由でのドライブを選択する。瀬の本高原に着く手前の筋湯に降りる三叉路に上品な旬の料理を提供してくれそうな食事の店があった。「美ら野」である。創作のイアリア風の和食である。なかなか美味しかった。ボクにしては気の効いたお店を選んだものだ。(実はオクさんの強制停車命令が出たのが本当ですがね)
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以上で一泊二日の紅葉登山旅行の奮闘記は終了です。いつもと違う登山コースで本当に楽しかったです。皆さんも行ってみては? 
                          ― 完 ―
by hyocori-hyoutan | 2007-10-30 23:26 | 山歩き