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一番幸せ 金でも銀でもなく 努力が報われたから

オリンピックに一喜一憂の日々だ。感動のオリンピックをあと何回観ることが出来るか指折り数えてみると、あと10回、40年は無理だ。でも5回20年は観て見たいと思う……。

「一喜一憂」のうちの「一憂」の代表といえば、やはり野球かな。でもボクは元々、野球はオリンピック種目に向いていない気がしていた。あまりにも時間が長すぎる。女子マラソンで2時間半、サッカーで1時間半が戦う時間であるが、野球は今回はかなり短くても2時間半である。しかも、攻守の切り替えの間も長い。この間が野球のいいところだけれども、オリンピックで他の競技をみていると何か間延びを感じてしまう。

それともうひとつ。敗者が強調されるし、敗因が語られ過ぎる。勝者と敗者の落差が大きすぎる。敗因が多く語られるのは采配や運の要素が大きいということ。オリンピックの勝ち負けは単純な方がいい。強いもの、速いものが単純に勝った方がいい。陸上競技がいい例である。采配や運の要素が出来るだけ少ない方が楽しめるし感動も大きい気がする。

また、オリンピックは敗者も美しいのが理想だ。女子レスリングの浜口選手の笑顔の銅、伊調千春選手の銀メダルの充実の笑顔がよかった。そして、陸上の100m×4リレーの銅メダルでは
末続選手のコメントも良かった。「表彰台で一番幸せだったのは、僕たち4人だったと思います!」
銅メダルでも金、銀よりも幸せと感じるのは誰が一番努力したかであるような気がした。
by hyocori-hyoutan | 2008-08-24 01:51 | スポーツに一言