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2007年 06月 06日 ( 1 )

阿蘇から戻ってきて3日が経過した。ボチボチ、ランニングも再開し始めた。100kmランニングの後遺症はほとんどない。思ったより元気であり人間の体の回復力は素晴らしい。肉体的には後遺症もなく元気であるが、精神的には、ひとつの目標を達成した虚脱感に襲われている感じだ。まあ、気合を入れ放しでも疲れるので、こんな時期があってもいいだろう。
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家には100km完走のメダルが2個、ゴール後に地元の女子高校生にかけてもらったメダルである。でも、家でしみじみ見ることもなく、そのうち行方不明になってしまうかもしれない。記念にブログにも取り入れておこう。100km走った証しはメダルではなく、心の中の記憶としていつまでも残るだろう。100kmレースの中での小さな一コマ一コマ、清栄山を登りきったところの霧雨と暴風……。静かな山奥から聞こえた波野連絡所の中継点のメガホンのざわめき……。上りの道になった時の安堵感(走れずに歩いて上れる)……。92km地点で後から声を掛けられ、オクサンの健脚を知った時の喜び……。92kmを走りぬき、ラスト8kmあまりのファンラン的な高鳴る気持ち……。そして、ラスト2kmの猛然としたスピードアップ……。完走の余韻に浸る間もないたどり着いたゴールテープ……。

最後の二人でのランが結果として、日常的な気持ちのランになり、平常心でのゴールになった。もし、一人でのゴールならば、妙な精神の高揚をもたらし涙したかもしれない。

健康のためのランニングとは言いながら、一日に100km走るのが体に良いか悪いか分からない。でも、効果のものさしを損得や○×だけでは表すのは無理である。白黒のほかに灰色もあり、○×の他に△があってもいい。人間は、いろんな寄り道をしたり、たくさん失敗をしたり、無駄なことをしたほうが、人間的だと思う。効率的に動く人間ほど味けないものはない。別に、100km走ったことを弁護するわけじゃないが、こんなウルトラマラソンに打ち込む1000人以上のランナーと一日中一緒に過ごせたのは、とても楽しかった。初対面でも何故か、心が打ち解ける気がした。

これからも、まだまだ、走り続けるだろう。今回は、『歩いて体力、脚力を回復させる』 ことを初めて学んだ。スピードがなくても走れるなら、まだしばらくはウルトラの世界で楽しむことは出来そうだ。だから、このブログもまだまだ、続けられそうだ。ありがたいことである。
by hyocori-hyoutan | 2007-06-06 23:12 | 阿蘇カルデラスーパーマラソン